美味しそうなタラの芽と筍を頂いたので、
早速、天ぷらにしてみました
以前京王プラザホテルの天ぷら屋さんで、
美味しい天ぷらの揚げ方を教わったことを思い出しながら、
今回はそれを忠実に再現してみたところ、
すご~くカラっと香ばしく揚げることができました
ポイントは、油と衣、温度にありです。
さて、実はここからが本題。
いつも油をスーパーで購入するとき、
あまりにもいろんな種類、幅広い価格のものがあって、
何を基準に選んでいいのか…迷いませんか?
私はいつも油コーナーで、パッケージの裏側とにらめっこして、
遠い過去に、衛生化学の授業で習った油の知識を思い出しながら
あれやこれやと考えるのですが、結局答えがみつからず、
最後は、無難に健康油などを選んでしまいます
そこで、インターネットで油の選び方について検索してみたところ、
個人の方が書かれたものですが、とても詳しくまとめられたページが
あったので、こちらにリンクを貼らせて頂きます。
http://park6.wakwak.com/~acchan/essayadd2.htm
これによると、『オレイン酸』『α-リノレン酸』を多く含むもので、
かつ、アレルギーや心疾患、癌のリスクを高めるとされる
『リノール酸』や『トランス脂肪酸』をなるべく含まないものを
選ぶといいようですね
※欧米では、食用油のトランス脂肪酸含有量の上限を0.1%ととし、
それを超えるものは販売が禁止されています。
(残念ながら、日本にはトランス脂肪酸に関する
規制や表示義務はありませんが・・・)
エクストラバージンオリーブオイル
ハイオレイック種ひまわり油
なたね油(キャノーラ油) 等はオレイン酸リッチですね
また、特定保健用食品として指定されている健康油(ジアシルグリセロール)は、
通常の油(トリアシルグリセロール=中性脂肪)よりも
コレステロールや中性脂肪の吸収が1/2になるとされ、
コレステロールの値が気になる方にはオススメ。
ご存知の↓
健康エコナ 等
ただ、乳化剤などを含むものは、天ぷらの衣などが
油を吸いやすくなるようなので、
用途によって使い分ける必要がありそうです。
また、揚げ物や炒め物には、熱に強い油をチョイス
オリーブオイル
グレープシードオイル
ごま油
酸化防止剤であるビタミンEを添加したもの(栄養機能食品) 等
ちなみに京王プラザでは、揚げ油として
主に『太白ごま油』を使っていました。(←風味が良く、癖が少ない)
使い込んで酸化してしまった油は、肌の老化や、体内の酸化、
下痢を起こすなど、体にとっても有害とされるので、
一度使った油を使いまわさない、ファストフードや
外食の揚げ物をなるべく避ける…など、
ちょっとした気配りをするといいみたいです
各社製品は、いい部分を主にパッケージに表示し、
悪い部分(トランス脂肪酸の有無、抽出過程における有機溶媒etc)は
表示しないことの方が多いようなので、いろんな情報を駆使しながら、
自分の責任でいいものを選んでいかなければいけないのかなぁ~
っと思いました。
以上、長くなってしまいましたが、
私の備忘録にお付き合い頂き、ありがとうございました。
少しでもみなさまの食卓のお役に立てれば幸いです
最後に、外国の油って、ワインみたいでオシャレですよね~