夏季休暇で家を空けるので
明日から10日ほどは
映画ドラマ視聴はお休み。
ブログもちょっと留守がちになります
「エンドレス 繰り返される悪夢」
ピョン・ヨハンさんを見たくて
こちらの映画を開いてみました。
2017年 韓国
プチタイムスリップをしながら
主人公たちが足掻く姿を描く
ヒューマンサスペンス？という感じの映画です。
スリラーという怖さはなかったです。
あらすじと感想
心臓外科医のジュニョン（キム・ミョンミン）は
国連の慈善活動を終えて韓国に帰国。
娘ウンジョン（チョ・ウニョン）の
誕生日当日なので
「約束の１２時までに来てね」
という娘の元へ真っ直ぐ車を走らせます。
途中、交通事故に遭遇するジュニョン。
見過ごせずに車を降りて助けに入る。
ジュニョンは応急処置の後
急いで娘の元へ行こうとするけど
なんと
その事故現場にいたウンジョンは
巻き添えで帰らぬ人に…
そして
ハッと悪夢から覚めるジュニョン。
不思議なことに自分は帰国の機内にいる。
どうなってる？
つい2時間ほど前にすでに経験したはずの
会話や出来事に動揺しながらも
とにかく娘が心配で
事故現場へ急ぐ。
同じことが繰り返されるなら
事故が起こってしまう。
だけど間に合いません。
そして
また機内で目覚める
ということが繰り返されます。
一方で
同じ体験をしている人が
現場にもう一人。
救急隊員のミンチョル（ピョン・ヨハン）。
妻のミギョン（シン・ヘソン）は
事故車のタクシーの後部座席で
命を落としています。
何度もこの繰り返しが起こるので
ジュニョンたちはあの手この手で
事故を回避しようと試みるけど
何度やっても間に合わないという結果に。
そのうち
二人は重要なことに思い当たります。
ミンチョルは、「あいつだ」
ジュニョンは、「狙いは俺だ」
なんとジュニョンは３年前に
やってはいけないことを
やってしまっていたのです。
そしてミンチョルも3年前
一時の気の迷いを
起こしてしまったことを思い出す。
この３年前の出来事は
それぞれに
事故を起こすタクシー運転手に繋がります。
娘や妻を救いたくて必死の二人だけど
「奴の命を助ける」
というジュニョンに対し
「奴を殺すまで100年かかってもいい」
というミンチョル。
とにかくこのタイムループから抜け出し
大切な人の命を救いたい。
それぞれの思いが交錯しながら
起こるべき出来事に抵抗した結果
二人の大切な命は
助かるのか消えるのか。
私って
ピョン・ヨハンさんが泣くと
いつももらい泣きしそうになる。
ピョン・ヨハンさんは
こうやってキャプチャーしていると
瞬間瞬間では
がっちりセリフ通りの表情を
していないことがたまにあって
でも
そこへの持っていき方や前後の表情で
見る者の感情を揺さぶる演技に
なっているんだなぁと感じます。
タクシーの運転手イ・ガンシク役は
ユ・ジェミョンさんなんですが
この人もタイムループの中にいたわけで
悪人なのかと思って見ていたら
実は一番罪が無い人なのでは。
血だらけのガンシクを
ジュニョンが運んできて処置する
というシーンがあるけど
あれって
私には拷問に見える
ガンシクが可哀想です
この映画はあまり
お金はかかっていないような気がするけど
ジュニョンとミンチョルの
緊迫感と焦燥感の表情に加えて
展開の速さに
中盤までは少し
ドキドキさせられた映画でした。
ただ二人とも
愛するが故とはいえ
身勝手な人物のように感じるし
ジュニョンは公開で罪の告白をするけど
それが別に尊い行いなわけでもない。
人間の身勝手さの部分が
頭一つ飛び出て心に残りました。
後味はそんなに悪くないお話でしたが
結末はもっとひねりが欲しかった
ということもあったので
見終わった私は
”かき氷をおいしく食べたあと
最後に溶け残った量がわりと多いので
もったいないからと全部いただいたけど
最初の食感はどこへやら
不味いわけでは全然ないんだけど…”
みたいな気持ちです
あと
ピョン・ヨハンさんの新しいドラマですが
「白雪姫には死を～BLACK OUT～」が
すんごい見たい。
Rakuten TVで8月16日から
日韓同時配信だとか。
でも私は楽天TVはなじみがないので
システムが良くわかってない。
定額見放題に入ればこれも
無料で見られるんだろうか。
入ったとしても
他の作品はというと
いいのはあまり
無いような感じもするし…ウーン。
U-NEXTとかNetflixで
やってほしいです〜