ずっと前から気になっていたポジャギ。

 

こんなのが好きです。

 

 

暮らしのポジャギ 韓国の手仕事をいつも身近に (NHKおしゃれ工房)

こちらの本から勝手にお借りしました。

(載せていいんだろうか)

 

 

 

 

包んだり掛けたりという用途の

いろんな大きさ・素材・デザインがある

ツギハギされた手作りの布…。

 

 

韓服を仕立てたあとの余り生地や

古くなった布をまた再利用したりして

小さなパーツを組み合わせたものを

チョガッポというみたいですが、

ポジャギとかサンポとか

用途や素材の違いによって

いろいろ名前があるみたいです。

 

ポジャギは以前、

飾ってあるのを見た時に

かわいすぎてめちゃ震えました。

 

うっかり忘れていたので

気を付けていなかったせいか

韓ドラでは見た記憶が無いけど…。

 

でも韓ドラをいくつか見るだけでも

検事さんが

書類を薄ピンクの布で包んでいたり

チェストの上に

布で包んだ布団が置いてあったり

韓国でも日本と同じように

風呂敷文化?みたいなのがありますね。

 

 

ポジャギは昔からの手法の

手縫いで作られるということですが、

ちくちくちくちくと

たくさんの想いが込められながら

あちこちで星の数ほど縫われてきたのかな

と思うと少しジーンときます。

 

日本でも

昔から伝わっているものが色々あるけど

東北のこぎん刺しや刺し子も好きです。

昔の人は、

家計を支えるために

少しでも家族の寒さを和らげるために

願いを込めながら

工夫をこらして衣服等を仕立てていた。

そして娘は、母が一針一針刺した

刺し子のふきんを持って嫁入りしたり…。

 

編み物でよく見る

アイルランド発祥のアラン模様も

模様のひとつひとつに言い伝えがあって、

ケーブル編みは”命綱”だし

”生命の木”などネーミングも素敵です。

こういうフィッシャーマンズセーターは

海に出る夫や息子・恋人のために

無事と健康と大漁を祈りながら

時間をかけて手作りされてきて、

もし嵐に遭遇して

不幸な姿で戻ってきたとしても

家によって違うというセーターの模様で

身元が分かったとかの伝説も…。

 

そういった数々の人の人生の中で

生活の一部だった手作業が

技法やデザインが少しづつ洗練されて

美しくて重みを感じる

素晴らしいものとして確立してる。

 

こんなに魅力あるものたちを

今の私たちが

簡単に覗かせてもらえるということが

ものすごーくありがたくて仕方ない。

 

そして、それを受け継いで

伝えてくださっている方々には

本当に感謝感謝しかありません。

 

 

そんなわけで

私もポジャギの作り方を見て

ちょっとだけやってみた。

 

 

 

 

 

手縫いはほとんどしたことが無いので

ド下手で縫うのもノロイけど

楽しい。

もう少しやってみようかな。

 

 

ただ、

 

細かいので、

 

あまり目が見えません泣き笑い泣

 

 

近視も乱視もひどいのに

おまけで老眼もなんてヒドイ…。

 

あと10年早く出会っていれば

今ごろは

大きな作品を作れていたんだろうなぁ。

 

 

大作を作りたいけど

それは来世でがんばるしかないですニコニコ