おもしろかったので

やっぱり感想を書いておくことに。

 

以前のように

あらすじをみっちり書いたりは

気力的にもう無理そうですニコニコ

 

 

「殺し屋たちの店」

(살인자의 쇼핑몰)

 

子供時代に両親と祖母を亡くしたジアンは、

その後の10年間は叔父のジンマンに育てられます。

でも、ジンマンが亡くなったと聞いて家に戻ってきたジアンは

じっくり悲しんだり憤ったりする間もなく

銃を持った人たちに家を襲撃されます。

あの人たち一体だれ?

叔父さん実は何やってたの?

過去に何があったの?

 

というドラマです。

 

イ・ドンウクさん、

久々だけどやっぱり男前だった……。

 

眉間あたりの彫りが深くて

額も広くてっていう人の長い前髪って、

なんでこんなにセクシーなんでしょうか?

 

私はけっこう

おじさんと年若い女の子の話って大好き。

アマプラの「誘拐の日」も最高だった。

 

このドラマもそんな要素があって

叔父と姪、ええな~…

ってなってからはかなり夢中で見た。

 

欲を言えばもっとそこを

重点的にやってほしかったけど

仕方ない、全8話だ。

 

それ以外にもこのドラマは

キャスティングがばっちりで、

ジアンを守る人たちや

ジンマンの兄や義姉に至るまで

この人でぴったりだー!という

役者さんの配役が多かった。

韓ドラって

こういうとこがスバラシイなぁと

いつも思う。

 

 

中でも

一番はやっぱり姪っ子ジアン(子役)!

 

子供だから、怖いと泣いちゃうんだけど

普段はふてぶてしい。

でも度胸があってちょっと生意気でおちゃめ。

目上の叔父を「チョン・ジンマン」って

呼び捨てするのもめちゃカワイイわ~~飛び出すハート

 

会話も無いし、笑いもないし

優しいそぶりは一切無い叔父さんとの暮らし。

 

学校で要るものがあったら

ジアンは冷蔵庫にメモを貼る。

そしたらお金が冷蔵庫に貼ってあるという生活。

 

お金もらえると味をしめたジアンが

「カスタネット4万ウォン」と貼ってウシシとなっていると、

今度はお金ではなく

現品が張り付いているというシ-ンは笑った笑

 

ほかにも子供ジアンは

わりとサバイバル根性があって

これが大きくなってあのジアンになるのも納得。

大人ジアンも良かったです。

殴られてふっ飛んだりいっぱいやられてたので

ハードな撮影だったのではと想像。

 

あとは

ムエタイの師匠パーシンが

最初は不愛想でぶっきらぼうだけど

いいお味です。

 

そして

金歯キラーンキラキラさんも今回は良いかも。

 

この金歯キラーンの人は

地味な顔なんだけどいつも演技がうまい。

いつもその場、その役にうまく溶け込んでいて

でも、しっかり役ごとに

別人になってたりして地味にすごい。

今回の役は長髪だからちょっとキモくて、

(キモいのは、嫌いではない)

セリフの吐き方とかそぶりは

ちょっとヌけた感じがしないでもない男。

でも表情とかで

こいつがすごい強敵に見えてくるからコワイ。

そんな演技のマッチングのさせ方が上手だ。

 

このドラマ、

正直前半は

 

この人どんな関係性??とか

こっちの人は敵なの、味方なの?

がわからなくて

なんだか、見えないところに誰かがいて

ナゾ解きしながら命をかけるイカゲームか?

(イカゲーム見てないから知らないけど泣き笑い

みたいなことも一瞬頭をかすめたりして

ちょっと話に染まれずに見てた部分もある。

 

でも

子供だったジアンを助けに来てくれた

メリケンサックのお兄さんが、

あ、死んだ?

くらいに思っていたのが、

 

話が進んで

みんながどんな関係性かがわかってくると

あーーっ、死んだーっアセアセ?!

って感情の入り方が

ごろっと変わる。

 

叔父と姪の話に魅かれたのはもちろんだけど

それだけじゃなくて

全体的におもしろいなって感じたのは

徐々に関係性がわかってきたあと

かもしれないなぁって思います。

 

 

ツッコミたいところはいくつかあるんだけど

ひとつだけ叫んでおこう。

 

傭兵時代にとどめを刺せなかったアイツ。

爆破カウントダウン状態だとはいえ

そんなに寸前でもないのに

 

ジンマン、

何でヤツの首へし折らなかったの?!

 

秒で出来ると思うんですけど…。