■人形の家~偽りの絆~ あらすじと感想
■前情報もなく見始めたドラマなので、1話からそんなに気負わずに見てました。
登場人物はそれほど多くなくて、何話か見てからはヒロインの相手役イ・ジェジュン室長(イ・ウニョン)にはまりました。
中盤に向けて気持ちは高ぶり、ここ最近では一番のはまりようで、見苦しいほど舞い上がってます。
なので毎回かじりついて見るわけですが、お話としてはおもしろい方だと思う。
多分、イ室長が好きすぎてひいき目になってるところは多々あるとは思うのですが・・・。
第1話は主人公セヨン(パク・ハナ)が精神病院から裸足で逃げてくるところから始まって、お話は6ヶ月前に遡って展開します。
母クム・ヨンスク(チェ・ミョンギル)は、家族には「お金持ちの家の住み込み家政婦」と言っていて週末ごとに帰ってきますが、実は執事として勤めているという。(秘密があるので勤め先を隠すのはいいとしても、執事でも家政婦でも関係ないのではとか思いますけど・・)
セヨンはデザイナーを目指して服を作りながら高級ブランド店員として働いていますが、セレブ相手に優秀な販売員。そこで財閥のご令嬢ウン・ギョンヘ(ワン・ビンナ)と出会います。
一応この3人がこのドラマの主役なんだけど、特に中盤はギョンヘの心情もしっかり伝わってきてワン・ビンナさん見ごたえありました。
イ・ウニョンさん演じるイ・ジェジュンですが、財閥ウィナーズグループの秘書室長で、10年以上会長に仕える側近の役です。
会長の犬と呼ばれ日々冷徹に命令を遂行する。が、しかし、実はウィナーズに対して心の底から復讐心を燃やしていて、ひっそりと機会をうかがっているこちらも秘密のある人物。
うーん、好きになってしまうともうこの設定だけでもえもえです。
無表情の奥にのぞくちょっとした心情の表れとか、スーツとか、前髪が額にかかった髪型とか、敬語とか、たまらん・・。
セヨンを気遣う目線や助けたりな行動にはときめきまくり。
イ・ウニョンさん、そこそこの年齢なのでたまにおじさんちっくに見えますがなんのその。
この人の役の人物設定とか、顔とか見ていたらいつの間にかあっとゆうまにドはまり・・。
ああ、胸がくるしい。なぜだ・・、なんで私をこんなふうにした・・(笑)
とにかく、中盤すぎてもイ室長への思い入れは高まりピークに達しようとしています。
多少の難はあったとしてもそれすらも一緒に許してしまう。何でもOK。
愛するがゆえにダメ出しも炸裂しながら見てます。
初期の影のある男からだんだんとセヨンとの恋愛が進んで少しキャラは変わりつつ、イ室長の復讐はどうなっていくのか。
私の脳内ではイ・ジェジュンのスピンオフが何本も作られるし(笑)、本筋も目が離せないという忙しい毎日です。
■序盤の感想
病的な我儘娘のギョンヘがとっても嫌なやつです。
夫ミョンファンが精神科医の愛人と結託して薬を与えているのも大きな要因だけど、そもそも両親がいないことで愛に飢えた寂しい少女時代を送ったという背景もあります。
イ室長は会長指示でギョンヘの身辺でいろいろ処理をするのだけど、冷徹ふうな仮面をかぶりながらもセヨンが気になっていくという、ちらりと見せる人間味がたまらない。
この人は復讐を胸に抱いて今は耐え忍ぶ時期なんだろうけど、セヨンに対しても自分の気持ちを抑えてる感じ。
でも、行動に出るときは迷いがないというところにハートをぶち抜かれます。
序盤から、いかにも悪巧みしそうなビジュアル(笑)のミョンファン&愛人と、ギョンヘの執拗で理不尽すぎるセヨンの扱いにウーンとなるけど、イ室長見たさにやめられない。
ドラマのあらすじとしては、セヨンのサクセスストーリー的な部分があるのと、ギョンヘとセヨンのママの秘密、ギョンヘとセヨンが後継者争いをしていくみたいなことが見えていて、「まさか!」とか「うそー!?」みたいな展開はあまりしそうにない。
なので、どう肉付けして展開させていくのかに期待です。
イ室長は自分の家族の恨みがあって妹も探してるけど、妹は誰かは見ていてすぐわかるので、その復讐はやりとげられるのか、セヨンとのloveはどうなっていくのか、私はそちらの方に大注目なのであります。
続きは、人形の家2で。