無料招待当たったので行ってきました。
POMERANIANSというバンドは、優しくて切なくてポップで甘くてすごくキラキラしてて。
それでライブが凄く楽しいって言うイメージだったんだけど。
久々に観てびっくりした。
こんなに力強い音だったっけ。
私が知ってる「カワタレボシ」は、甘くて切なくて痛くて、優しい優しい歌だった。
だけど、私の目の前で奏でられている「カワタレボシ」は
真っ直ぐで、力強くて、大きくて、そしてやっぱり少し切なかった。
リズム隊は相変わらず気持ちいグルーヴを生み、ギターとキーボードと声が
その上を自由に転がってポメのサウンドが私達に届く。
それは変わらないのに、なんか凄く力強くて驚いた。
緑がぐんぐん伸びるように、彼らの出す音が伸びて、そして会場を包み込む。
ふんわりふんわり客をのせ、揺らしていたのが、ぐわんと客を掴んでぷにっと笑顔にしちゃうような
そういう握力の強さが彼等の中に生まれたなあと思った。
ライブ見逃せないよ、ちゃんと通わないと。心からそう思った。
バンドは生き物だ。んで、ポメは今間違いなく成長期だ。
1回やるごとにきっと彼等のライブは良くなっていく。それも凄い伸び率で。
「レインボークライマー」を作ったことが、彼等にとっての「牛乳毎日1リットル」だったんだ、きっと。
信じて真っ直ぐに全力でやったことはひとつも無駄にならない。
それを今彼等はライブで証明している。
っつーことで未見の方、観るなら今ですぜ。