待ちくたびれた頃に、その日はやってきました。
何度も繰り返していた前駆陣痛で、本当の陣痛に気付けるのか心配だったけど
深夜3時、前駆陣痛とは明らかに違う痛みが!
間隔は既に10分切っていて、いよいよだー!とドキドキ
朝まではまだ耐えられる痛みだったので
ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、掃除機をかけたりして
陣痛が5分間隔にならないと入院できないので、のんびりしていたら
昼前に病院から診察に来るようにと電話があり病院へ
まだ陣痛は弱いけれどベビーの心拍数がちょっと弱いと言われ、そのまま入院となりました。
とりあえずモニター付けながらお昼食べてて下さいと部屋に通され
まだ今日中には産まれそうもないね~なんて助産師さんと話をしていたら
やっぱり陣痛中にベビーの心拍が下がり、促進剤を点滴することに
促進剤を点滴してからは、痛すぎて呼吸するだけでいっぱいいっぱい
陣痛の強さを測るモニターの数値は、点滴前は80前後だったのがあっという間に99のMaxになり
その状態で2時間くらい耐えて、内診をしたら子宮口4cm…
こんなに痛いのにまだ4cm!?と愕然としていたら
ベビーの心拍数が落ちてるから急いで産まなければいけません!と
まだ子宮口4cmのまま分娩台に乗せられて
先生が握り拳を突っ込んで無理やり子宮口を開き、人口破水
(この時が何より一番痛かった
体を引き裂かれたのかと思いました…)
あまりの展開に、いきんでいいのかもわからないまま軽くいきんでみたら
いきむの上手ー!!と褒められて
あ、もういきんでいいのね!と全身全霊でいきむ
自分でもビックリする程の力が全身に入る
いきみはじめたら、陣痛に耐えるより全然楽!
(いや、けして楽ではないけれどw)
分娩台でいきみはじめて30分くらいかな?
大き目ベビーだったので会陰をバッサリ切って
助産師さんが馬乗りになっておなかを押して、17時14分、一気にドゥルルンと産まれました。
52cm、3428gの男の子です☆
頭見えてきましたよー!とか、次は肩が出ますよー!とかを想像していたので
あまりに一気に進みすぎて、産まれた事に気付かなかった…
産んだ後の第一声が
「え?産まれたの?本当??」でした
14時から促進剤を点滴して、17時過ぎに産まれたので
時間的にはかなり安産よーと言われたけど
私は必死すぎて知りませんでしたが、帝王切開ギリギリだったそう…
結果的にベビーは元気に産まれてきてくれたのでよかったけど
あんなに痛い思いをして産んでくれた母へ
尊敬と感謝の気持ちいっぱいになりました