現代人は「おカネがあれば何でも好きにできる教」というカルト信者だな。

 

逆にすれば「おカネがなければなにもできない」もおなじカルトの教義だし、「おカネのない男に魅力はない」とか「おカネに困るから夫と離婚できない」「おカネに困るから、夫に反論できない」というのもおなじカルトの教義だ。

全く、おカネとは悪魔の免罪符のようなものだ。わたし達から真実を遠ざけ、善行から遠ざけ、この世に生きる本質から切り離し、どこまでも不自由に嫌な事に縛り付ける。どんなに神の意志に背く悪事を働いていたとしても、表面だけ慈善事業の仮面をかぶれば、汚いおカネでもただの額面だけを懐に入れることができる。これを24時間テレビ方式とでも呼ぼうか。

わたし達はこれまでどれほど人生の本当の意義を知らずに、時と労力をおカネを獲得することに浪費してきただろうか。労働に長時間縛り付けられ、悪事と分かっていても生活のためにイエスマンという小さな歯車になって、悪事を推進することで給料を得ていただろうか。ほとんどすべてのひとが、おカネのためならなんだってやってしまうのが狂った現代だ。

わたしはこのカルトのマトリックスから抜け出したい。
いや、離婚したときに抜け出せたのかもしれない。
いまのわたしは、男性に経済的に依存することもないし、至って言論は自由だ。

 

 

本当の生きる意義とは、自分の使命に生きることだ。自分が感じたことを、そのまま忌憚なく表現することだ。善であると思うことに、全力を尽くすことだ。どんなことがあっても、悪に手を貸さないこと。他人と助け合って、自然に感謝し、自然を助け、自然に生かされること。どんな人も喜んで生きていていいということだ。

 

生きて食べていくという最低限のことは、無料で無尽蔵に、動植物、人間に分け隔てなく与えられているはずだ。ポシェットをぶら下げたタヌキを見たことがないように、人間にも本来は貨幣など必要ないのだろう。

渾々と湧き出る石清水を前にして、わたしは雷に打たれたようにあることに気が付いた。自然はすべて、大宇宙の中心に存在する善なる神の意志に従い、ダイナミックに動いているということだ。善なる神は、地上の生きとし生けるものを、なんの徳もなくても、生まれが貧しかろうとも、分け隔てなく育もうとしている!人間だけだ。あらゆる生命の一番頂点にいると勘違いをし、すべての存在をコントロールしようとして、神の意志に背くことばかりして自然を破壊し続けているのは・・・。

 

 

マタイによる福音書の有名な部分を引用する。

「25それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。 26空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。 27あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。 28また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。 29しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。 30きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。 31だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。 32これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。 33まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。 34だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。」

わたし達に無尽蔵に与えられている食や水や土地に、所有者がいるはずもないし、値段があるわけがないのだ。聖書のこの部分が本当に言いたかったことは、貨幣を介して食料や物品や所有権を奪い合いをするなということではないか。

 

もっと人類が初めの一歩を踏み出した頃の感覚に立ち戻ろう。すべては、既に無料で与えられているはずだ。そして、放射能やケムトレイルやフッ素で汚染された空気や水は、一旦汚染されてしまえばどんなにおカネがあっても清浄なものは手に入れることができないのだ。本当に大切なことはなんなのか。それは与えられた自然を清浄に保つことだ。すべては善なる神の意志に背くことをしてはいけないのだ。

 

わたしたちを縛り付け、不幸にしているおカネのマトリックスの鎖を、1本、2本と外して、軽やかに生きていこう。

 

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