万葉集1-47 歌麿短歌
歌麿の作った短歌です。
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眞草苅 荒野者雖有 黄葉
ま草刈る 荒野にはあれど もみぢ葉の
過去君之 形見跡曾來師
過ぎにし君が 形見とし来し
〈大意〉
①草を刈る荒野ではあるが、亡くなられた草壁皇子の記念の地であるとてやって来たことである。
②安騎野には草を刈るしかない荒野だが黄葉のように去っていった君の形見として来たことだ。
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〈宮古訳〉
眞草苅=しずか=静か(静神社周辺)
荒野者雖有=このものは言う(この者は人麿のこと)
黄葉=おば=小場(常陸大宮市小場)隣地は静峰ふるさと公園
過去君之=かこくの=過刻(すぎゆく時間)
形見跡曾來師=けいけんせきとそらいし=経見石空石
形見跡=経見石=水位で時間を測るを石積み
曾來師=そらいし=空石=『空石積み」と言う石の積み方。
古墳の上には石が積んであった。
(イメージ)
人麿が言うには静と小場には時間を測る石積みの水時計があった。
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現在、静と小場には古墳はありません。
しかし60mで沈まない場所があります。
その下には神社があります。
また、ゴルフ場に隣接する場所に湯殿神社があります。
海水面を30mにすると古墳は島になって現れます。
古墳はお墓ではなかったのだと思います。
ピラミッドと同じで二次利用でお墓にされた水時計があったのです。
それでは。
はじめての本です。よろしくお願いします。