万葉集 1−39  

人麿の反歌です。

この歌は、日本紀に曰く持統天皇の吉野行幸作られた歌なのですが、何度も訪れているのでいつのことなのか詳しくはわからないらしいです。

 

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山川毛 因而奉流 神長柄 多藝津河内尒 船出爲加母

 

山川も 依りて仕ふる 神ながら たぎつ河内に 船出せすかも

 

〈大意〉

山も川もあい寄ってお仕えする神にまします大君は、水のたぎち流れる吉野川の深い淵に舟出し遊ばすことである。

 

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〈宮古訳〉

 

山川毛=せんせんも=楼蘭

 

因而奉流=いしふる=星降る=流星群 

 

神長柄=神直毘星=オリオン座

 

多藝津河内尒=瀧川

 

船出爲加母=せんすいかも=泉水かも

 

【山の湧き水がやがて滝になり、その滝の頭上に流星が流れる。

星はオリオン座の方より降っているように見える、まるで故国楼蘭のようだ。】

 


    〈日本三代名爆 袋田の滝〉




柿本人麿の素性はまるでわかりません。

しかし麿ですから男性なのでしょう。

はシュメール人の自称なのです。

シュメール人は自分達をと呼んでいました。

意味はわかりません。

ですから人麿の先祖はシュメールからきたのです。

それでなければ、わざわざと名乗る必要はないでしょう。

メソポタミアからサマルカンドを通って中国かロシアに別れて日本に来ます。

シルクロードと言うよりコットンロードです。

サマルカンド(康国)のオアシスがローラン(楼蘭)です。

そこには様々なキャラバン〈隊商〉が集まっていたことでしょう。

 

私の母の生家あたりに「ヒトになる」という言葉があります。

調べてみると、一人前になることをいうので方言ではないみたいです。

しかし、結婚して子供を持った人物に対して「ヒトになる」と言っていました。

 

父の家では言いません。

些細なことですが少し気になったので書いてみました。

 

 

 

 

はじめての本です。よろしくお願いします。