万葉集1-24
1-23の歌を聞いて麻続王が和える歌です。
空蝉之 命乎惜美 浪尒所潟 伊良虞能嶋之
玉藻苅食
うつせみの命を惜しみ浪にぬれ伊良虞の島の玉藻苅りをす
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<大意>
①現実に生きている命をいとおしんで、浪にぬれては伊良虞の島の玉藻を刈っては食べておられるのだ
②この世の命が惜しさに、浪にぬれていらごの島の玉藻を刈って食べています
伊良虞=愛知県渥美郡渥美町神島、伊良湖岬に接するらしいです。
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<宮古訳>
空蝉之 命乎惜美 浪尒所潟 伊良虞能嶋之
玉藻苅食
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空蝉之=くうぜん=ぜんくう(ひっくり返して)=善幸
『言葉の逆転はアッカド、シュメール、中国などの歴史記述では多く見られる』
命乎惜美=めいよおみ=名前はおみ(麻続王)
浪尒所潟=ろじそせき=路地礎石=善光寺の路地礎石=善光寺建立者
伊良虞能嶋之=潮来之島(鹿嶋)
玉藻苅食=綿織物はカルディア人
善光は麻続王(蘇我馬子)が創建しました。
礎石に名前が入っています。
潮来鹿島の綿織物を扱うカルディア人。
長野県善光寺は馬子の娘の刀自古(聖徳太子の妻)が創建したと言う説があります。
善光寺の礎石を見た方がいるのでしょうか?
暗号めいた歌って感じがします。
ではまた。