昴と聞くと谷村新司を思い出します。
日本人の心の奥に響く歌だと思いませんか?
いやいや~日本人だけじゃなく中国は元より西アジアまで広く心を掴んでいるようなのです。
和名はすばる。
肉眼でも輝く5ー7個の星の集まりを見ることができます。
プレアデス星団を構成する星のうちギリシア神話のプレイアデス七姉妹、その両親アトラース、プレーイオネーの名前がついています。
すばるに関係する二つの氏族がいます。
一つ目はフルリ人です。
フルリ人は、古代オリエントで活動した人々で紀元前25世紀頃から記録に登場し紀元前4000年~5000年から存在しているとも言われています。
北メソポタミア及びその東西の地域に居住していた。彼らの故郷は恐らくコーカサス山脈であり北方から移住してきたと考えられるが確かではありません。
現在知られている根拠地はスバル(Subar)で、スバル人と呼ばれる人々と同族ではないかとも言われています。
フルリ人は優秀な人種でメソポタミアで彼らの活躍なしでは語れないないくらいです。
フルリ人はシュメールとヒッタイトを結びつけました。
ヒッタイトの製鉄技術を農業に利用しました。
また、後のフルリ人はミタンニ王国を築いて世界初の2輪の馬車を発明し中国の周王朝に輸出しています。
その時の言葉はヴェーダをもたらしたバラモン教のインドの言語でした。
それまではフルリ語と呼ばれる膠着語であるとされています。
フルリ人は警察、法律、弁護士や交渉事に優れた能力がありました。
轆轤(ろくろ)を使った陶芸、冶金術。
フルリ人は馬の使用にも密接に関係していた。
アジアからヨーロッパに馬を導入したのかもしれません。
ウガリットから発見されたフルリ語の文章には史上最古の楽譜が含まれていました。
宗教は、
天候神 テシュブ
地母神 ヘバト 太陽の女神
シャルマ テシュブとヘバトの息子
テシュブの太古の父親 クマルビ
治療の女神 シャウシュカ
太陽神 シメギ
月神 クシュフ
太陽と三日月のシンボルは常に現れフルリ人の聖像美術においては関連付けられいた。
日本の日輪月輪(にちりんがちりん)を思い起こさせますね。
冥界の神 ネルガル
古代オリエントと日本を結ぶスバルと昴。
もう一つの一族は物部一族です。
物部神社には昴と関係しているものがたくさん散りばめられています。
まずはフルと言う言葉です。
フツ、フル、ヒレ、布留の御霊、布都の御霊
十種神宝にフルリ似たような言葉が出てきます。
物部神社 島根県太田市
主祭神 宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)
末社
須賀見神社 六見宿禰命(むつみのすくねのみこと)
主祭神の3代目の子孫兄
茨城千葉 ムジラ ・オムツラサマ ・ムツボシ
群馬 ムツラゴサマ 六連星(ムツラボシ)
スバルの方言です。
むつみのすくね≒スバルを見る宿禰
物部の神紋日負鶴が降りて来たのが三瓶山(佐比売さひめ)
石見国に佐毘売神社は七社あります。
プレアデスの呼び名七人の乙女と同じですね。
それと、日負鶴
エジプトの太陽の船の水先案内人「Ebisuエビス」は朱鷺の頭を持つ神です。
日負鶴と八咫烏(太陽霊鳥)は同じ意味でしょう。
大和王朝にて解部(弁論をする人達)を配下とし刑罰、軍事、警察、呪術、氏姓を担当していた。
今でいえば官僚クラスの仕事です、フルリ人の特徴に似ています。
恐らく昴とスバルで確実に繋がっています。
物部神社 日御碕神社と出雲大社と伊勢神宮を統べる役割の神社
日御碕神社 日本の夜を守る 日沈宮
出雲大社 日沈宮
伊勢神宮 日本の昼を守る
奈良県天理市布留町にある石上神宮も摂社の出雲武雄神社で出雲武雄神の本当の姿を隠しています。
末社の神田神社でも高倉下神として同じ神様を隠しています。
七坐社では豊玉姫を大宮能売神としています。
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