三女神と言えば、宗像大社の三女神です。
宗像三女神は三姉妹の女神と言うことになっています。
ハッキリ言って全くの嘘です。
三姉妹ではありません!
本当の三女神についてご紹介いたしましょう。
●田心姫神(たごりひめのかみ)
田心姫は玄界灘の孤島「沖ノ島」に祀られています。
よく知られた名前だと豊玉姫(とよたまひめ)と言います。
田心姫は山彦(やまひこ)と結婚していた時に名乗っていた名前です。
山彦も猿田彦(さるたひこ)と名乗っていました。
猿田彦と動物の猿を混同している神社がたくさんありますが、サルタヒコは赤米研究家と言う意味です。
田心姫は田に凝る姫(田凝姫たごりひめ)で赤米研究家の妻と言う意味の名前です。
湍津姫(たぎつひめ)とは姉妹の可能性があります。
ただ、豊玉姫の14才年下の妹にしては年が離れ過ぎているように思います。
親子かもしれません。
(西暦100年当時は13才より出産し始めています。)
●湍津姫神(たぎつひめのかみ)
湍津姫は「大島.中津島」に祀られています。
湍津姫の本名は鴨玉依姫です。
鴨玉依姫は、京都の賀茂御祖神社(下鴨神社)に祀られている玉依姫命です。
下鴨神社一緒に祀られている賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)別名豊玉彦は
豊玉姫、鴨玉依姫の父親です。
市杵島姫は宗像大社境内の辺津宮に祀られています。
市杵島姫はスサノオの娘となっています。
田心姫(豊玉姫)、湍津宮(鴨玉依姫)とは他人です。
前回のブログでも書きましたが、市杵島姫は謎多き姫です。
もうすぐ宗像大社の沖津宮祭祀遺跡が世界遺産になります。
紀元後4世紀~5世紀あたりから鏡を使用した太陽祭祀?をしていたらしいのです。
三女神とされているお姫様は西暦100年代の人物なので宗像大社と直接的な繋がりはありません。
何故、そこに祀られているのか?
答えは宇佐神宮と出雲大社 にあるかもしれません。
宇佐神宮にも三女神は祀られています。
宇佐神宮に祀られているのは、
八幡大神
比売大神
神功皇后
の三神ですが、比売大神が宗像三女神になっています。
江戸時代には比売大神は玉依姫になっていました。
玉依姫はひとりだったのです。
後に宗像三女神にした人達がいたのです。
もちろん、今もその人達の子孫がそれを保っています。
宇佐神宮は何かを隠しています。
これから、それを紐解いていきます。
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