幼児に言葉を教える時、最初に赤ちゃん言葉で接していく。
例えば、ブーブー(自動車、車)とかマンマ(ご飯、食事)。
でも、年齢が上がれば、ブーブーは車だと教える、2度手間ではないだろうか?
大人の言葉を聞いていれば自然に覚えることの方が多いのだから大人がきちんとした言葉を話せば良いわけだ。
小中学校では、活発で、明るく、親切でお勉強ができる子が求められる。
そして、周囲と調和できるということが望ましい、いわゆる良い子ちゃん。
ステレオタイプの誕生だ。
変わった子、個性的な子、反抗的な子、気の弱い子は集団から排除されやすい。
文科省は、学校運営と言う言葉をよく使う。
運営を脅かす子が少ない学校が優秀な学校なのだ。
しかし、高校受験と言う難関が待っている。
勉強のできる子、できない子の振り分け開始。
良い子ちゃんであろうが、良い子ちゃんじゃなかろうがお勉強の出来次第でしか判断しない。
高校→大学→就職は、全てお勉強の出来次第。
高収入を得る為にあるシステム。
スポーツ、芸術、芸能、に進むのも、日本はお金次第。
より、お金がある人に有利に働くようになっている。
もちろん、例外もある。
才能のある人は常に存在しているからだ。
でも、大多数の人は、学歴がモノを言う社会に生きている。
常に競争の中にいて、高収入を得る道を歩かされ続ける。
経済至上主義が、人々を苦しめ、大量消費、大量廃棄、が当たり前なのだ。
今年のトレンドは?マスコミは叫び続ける。
それに乗らないと田舎者だと言わんばかりに煽りたてて行く。
いつのまにか、オリンピック、世界遺産登録のロビー活動は当たり前。
ロビー活動って接待、賄賂でしょ?
ずるいことだよね?
子供に学校で教えている事と違うよね。
だったら、いかにこの腐敗した世の中をダブルスタンダードで生きてゆく方法を教えたらいいんじゃないかな。
きれい事ばかり言わないで。