古代日本のアマゾネス軍団、名草戸畔(ナグサトベ)。


日本書紀によれば、女性を長にした戦闘集団と記してあるのですが、私にはそうは思えません。


現在の和歌山あたりに伝説が残っているみたいだけど、あまり研究の対象にはなっていないので、どんな人たちがいたのかとか、くわしいことはわからないのです。


ナグサトベと言う呼び方には、蔑称のような響きを感じます。


卑弥呼もそうですね。


わざわざ、卑しいと言う字をあてるところが作為的です。


ナグサトベと卑弥呼は、同一の民族だったのではないかと思います。


大和朝廷以前の日本は、母系社会で卑弥呼は、政治の中枢にいた女性。


母系社会の中で女性の役割は、現代の女性とは雲泥の差があったのではないでしょうか?


女性が戦闘集団をつくるはずがありません。


女性は、巫女的役割をになっていたはずです。


子供を産み育てるだけではなく、自然や宇宙をつながることができる気高い存在だった。


そして、男性には、男性の役割があり、とても平和的な暮らしを維持していたのです。


しかし、男性中心の社会を持つ民族によって、僻地に追いやられて滅んでいったのではないでしょうか?


母系社会はとても、劣った社会のように言われてきましたが、滅ぼした側にとっての都合がいい解釈だと思います。


元々、古事記、日本書記は、編纂した人たちに都合にいいことしか書いてありません。


つじつまの合わないこともたくさんありますし、それ以前の歴史書は焼かれて残っていないようです。



私は、過去世で、ナグサトベという集団にいたような気がします。


そして、カウンセリングにみえる方々の中にもナグサトベにいた方だなと感じることが時節あります。


ナグサトベ、クマノトベ


・・・・最後まで自分の信じた道を突き進み、決して大勢に寝返ることのなかった誇り高き女性たちだと思います。



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