江戸時代の吉原にいた女性たちや遊女さん達のいた世界を苦界と言うんだそうです。


ほとんどが貧しい家から家族の為に売られた女性達です。


寿命は27.8才。


それでも、懸命に生きていったのでしょう。


哀しいけれど明るく笑っている影に出会うと心より合掌したくなります。


「あたしは、誰もうらんじゃいないよ・・」


いつの世も貧しく、か弱いものは抵抗もできなく流されてゆく。


ソマリアの少年兵やダイヤモンド鉱山で働くおさな子たち。


そこが苦界でなくてなんなのでしょう。


どうしてそんな世界が存在するのか、存在理由はあるけど・・・ね。