AIPS(国際スポーツ記者協会)が選んだベストアスリート | なのはな22のふたり言

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本・テレビ・映画の感想が多くなると思います。たまにフィギユアスケート。
ミステリーや時代劇、ビジネスドラマが好きです。

1924年に結成されて100年になるAIPSが、137ヶ国・913人のスポーツ記者の投票により、過去100年間におけるベストアスリートを男女各々10人選出したそうです。

(パリのユネスコ本部で発表)

 

これがとても興味深いと同時に、日本人が1人だけ選ばれています。

羽生結弦さんです。勿論フィギュアスケート選手としても唯一人の選出です。

 

男性10人は次の通り。

 

① モハメド・アリ  ボクシング

② ウサイン・ボルト  陸上

③ マイケル・ジョーダン  バスケットボール

④ ペレ  サッカー

⑤ ロジャー・フェデラー  テニス

⑥ 羽生結弦🌸

⑦ マイケル・フェルプス  水泳

⑧ ディエゴ・マラドーナ  サッカー

⑨ フランツ・ベッケンバウアー  サッカー

⑩ ジネディーヌ・ジダン  サッカー

 

 

この10人全員の現役時代をTVで見た事があるし、エピソードもいろいろ聞いているので、さすがに凄い顔ぶれです。

 

ただ、サッカー選手が4人も入っているのに、野球は1人もいないのが「?」

 

でも、考えてみると野球って、サッカー人口に比べると盛んな国が少ないんでしょう。道具を人数分揃えるのもお金が懸かるし、国外で試合する事は滅多になくて自国内で盛り上がるだけのスポーツだからかも。

 

ただ、上記のアスリート達は皆、その競技に興味のなかった人々をもその競技への関心を高めた功績があるスーパースター達なんですね。

記録と記憶の両方に刻み込まれただけでなく、世界中に、お金を払っても見たいと願うファンを持つスーパースター。

 

たとえば、昔はバスケットボールにはまったく興味なかったけれど、マイケル・ジョーダンが登場した時は彼のプレーを見たいと思いましたよ。

 

男子テニスにしても、日本人選手の試合しか見なかった時代にフェデラーの試合にはチャンネルを合わせた事があるし。

(ジョコビッチでなくフェデラーが選出されたのは、テニスに詳しい人に説明してほしいのですが)

 

 

そして、日本人としての欲かもしれませんが、大リーグの大谷翔平選手も選ばれたら嬉しいなあ。

羽生さんと大谷選手は日本の宝で誇りと言えますから。

 

 

 

ところで、女性10人を見ると、よく知らない人が多いのは陸上選手のせいでしょうか。

 

①のセリーナ・ウィリアムズ(テニス)や②のナディア・コマネチ(体操)、⑤のシュテフィ・グラフ(テニス)らは試合をTVで見た事があるのでわかります。

②のシモーネ・バイルズ選手(体操)は現役で今回のパリ五輪にも出ていますが、「?」(ジョコビッチが入っていないのは現役だからというわけでもないのか・・)

女性アスリートについては基準がよくわからないので黙ります。

 

一つ、コマネチさんの選出に関してはハッキリ納得できます。

史上初めて10点満点を出したというサプライズもありますが、それ以上に、彼女の登場によって大人体形の女子選手が駆逐(オーバーかな)された歴史的変化をもたらしたからです。

 

当時試合を見ていた感想は「子ども体形のような」というものでした。高難度の技をするにはコマネチ選手のような体形が必要だという共通認識が各国に生まれたようです。

そしてどんどん高度な技が開発されるようになったのだから、やはり彼女はベストアスリートにふさわしいのでしよう。

 

 

 

 

もうすぐパリ五輪も終わります。

この大会からも、後世に残るような素晴らしいアスリートが出てくるかもしれませんね。