開会式より前から始まった男子サッカーの予選で、日本がパラグアイに5-0で勝ち、幸先の良いスタートになりました。
が。
フランスは前回の東京ほどの酷暑ではないかもしれないけれど、宿舎にエアコンがないとも聞き、自前で簡易型エアコン持参した選手もいるそうで、「わあ、大変だなあ」
そして、セーヌ川の水質汚染問題には不安があるし、テロの心配もある。どの国も安心してはいられないのが、五輪開催国の難しさですね。
それでも昨日のニュースで、冬季五輪がミラノ大会の次はフランス(2030)、その次はアメリカ(2034)と決定した、と聞いた時はホッとしました。
政治家が画策していた札幌招致が潰れた事は本当に良かったと思っています。
余談ですが。
大阪万博にしても予想通りと言うか、案の定、税金の浪費拡大の無責任さに、煮えくり返る思いをしています。
昭和の大阪万博に学校行事で行った世代ですが、スタンプラリー集めに熱中した級友に振り回されて、ろくにパビリオンを見られなかったつまらない記憶しかないのです。
それはそれとしても、はたして令和に日本が万博をする意義などあるのでしようか? 甚だ疑問です。最初から政府に費用をおんぶする気満々だった知事発言を覚えているけれど、国民に謝罪してほしいものです。
話をパリ五輪大会に戻すと、見るのを楽しみにしているのは男子バレーボールと男子体操。
男子バレーは1968年のメキシコ大会(銀メタル)、72年のミュンヘン大会(金メダル)を見ています。
当時は松平康隆監督、選手は大古・森田・横田さんらで、セッターの猫田選手が素晴らしいトス回しでスパイカーを動かしていました。松平監督が目指したのは速攻のコンビネーションバレー。時間差攻撃を編み出し、更に一人時間差は森田選手が思いついたとも言われています。
この頃の男子バレーは本当に面白かったです。
時代が変わり、男子バレーが弱くなった時期がしばらく続きました。それはある意味仕方ない面もあって、相手を眩惑させるような日本のテクニックに海外勢が対応出来るようになった点があると思います。
でも、最近の日本男子バレーはまた強くなってきたようで嬉しい限りです。
メディアでは「金メダル候補」と言う声もあるけれど、オリンピックの試合では何が起こるかわからない。
あまり期待が前のめりにならないようにしたいですね。
これは新種目のブレイキンについても言えることで、やはり優勝候補の選手がいるので見たいと思っていますが、これは採点競技なので一層不確定要素があります。
(フィギュアスケートの羽生選手の採点時でも、「なんでこんな低いの!」とTVにツッコんだ試合は多々あるし)
優勝候補といわれる選手のプレッシャーは、その期待の低い選手とは比べ物にならないほど大きいと察します。
結局のところ、「人事を尽くして天命を待つ」しかないんですよね。
日本選手の皆さんが怪我無く、無事に試合を全う出来る事を祈ります。
そして、成績がどうなろうと、「自分の実力は出し切った」と思える試合をしてください。
皆さんを応援しています。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。