大谷選手の潔白を信じている | なのはな22のふたり言

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本・テレビ・映画の感想が多くなると思います。たまにフィギユアスケート。
ミステリーや時代劇、ビジネスドラマが好きです。

大谷翔平選手の事は彼がメジャーリーグに行った時から応援しています。

 

今回の水原事件(と言ってもいいですね)には驚きました。

大谷選手の専属通訳だった彼がドジャースから解雇された後、スポーツ専門チャンネルのESPN(衛星やケーブルでチャンネル提供しているそう)の記者に最初に話した内容を、翌日には撤回するという態度が世間を混乱させたようです。

 

ギャンブル依存症の自分がスポーツ賭博で負け続けた借金6億8千万円を大谷選手に肩代わりしてもらったというのが1回目の話。翌日には「大谷は何も知らない。全部自分がした事」

 

このために1回目の話を信じる人と2回目の話を信じる人に世の中が分かれてしまったんですね。

私も最初は「大谷君が温情で肩代わりしてあげたのかな」とも思ったのですが、はっきりと「お金を盗まれた」と発言したそうなので、それが真実なのでしょう。

 

ネット民の言葉をいろいろ見ると、「ずっと専属で身近にいたのに、彼のギャンブル好きに気づかなかったのか」と言う言葉がありましたが、大谷選手は野球の二刀流という前人未踏の活動に専心していたわけで、いくら何年も身近にいた相手とは言え、通訳さんの私生活など知らなくても不思議ではないです。

 

別に、私は大谷選手を聖人とは思ってはいません(羽生くんのファンですが、彼の事も聖人とか神様扱いする気はないです)。

大谷君がWBⅭで他の選手のエラーをからかっている動画も見た事はあります。でも、20代の若者のおふざけとして、笑って流せる程度の場面だと思いました。

羽生くんも大谷君も生身の人間です。

完璧な人間ではなく、年相応の未熟さがあっても不思議はないのです。

 

水原容疑者は年収が7千500万円ぐらいあったとも言われています。賭博などに熱中しなければ、十分楽しい生活が送れたはず。

ギャンブル依存症は金銭欲より、刺激と興奮が異常なほど快感をもたらすという事を、内外の小説でもいくつも読んだものです。

一平と言う名前に愛嬌があるせいか「一平ちゃん」と呼ぶ人もいて、結構人気者だったんですね。

残念な人です。大谷選手の専属通訳という大幸運を、自分の愚かさでどぶに捨ててしまいましたね。

 

 

合法とか違法とか関係なく、ギャンブルは人生を台無しにする危険性が高い。「絶対手を出さない」という強い気持ちが大切です。

 

信頼していたはずの水原容疑者に裏切られた大谷選手のショックと怒りは大きいでしょう。

彼ならそれを逆にエネルギーにして、試合で発散してくれるような気がします。

フレー、フレー、大谷選手!

 

 

 

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。