今日は予定外のブログです。
中嶋涼子さんという車椅子アイドルらしいインフルエンサーのⅩ(旧ツイッター)へのポストが炎上している件。
イオンシネマへ一人で映画を見に行き、リクライニング付きのプレミアムシートへの階段を、イオンの人に運んでもらって映画を見た後、支配人らしき人に「人手も十分ではないので」等々の理由で、次回は別の映画館へ行ってほしいとの要望を言われた事にクレームを付けた問題。
イオンシネマはすぐお詫びの言葉をネットに挙げたが、そんな必要はなかったと思います。
中嶋さんは「過去にも運んでもらったから」という理由で今後もずっと厚遇してもらえると思い込んでいるようですが、むしろ、それが傲慢な思い込みなんですよ。
人手が必要な場合は事前に問い合わせをして「○○の席で見たいのですが、車椅子を運んでもらえますか?」と聞いてみる事が肝要です。そして「うちの人数では難しいです」という返事だったらすぐ了解すればいいのです。それだけの話です。
世の中で働いている人は健常者と言っても、頑健な人だけが働いているわけではありません。
体のあちこちに痛みを抱えながらも、辛抱して働いている人はいるんです。
自分が障碍者だからと言って、それがいつも優先されるなどと思い上がらないでください。
それから、新幹線の多目的室を1時間半も独占してライブ配信したり(大声で歌ったり)、新幹線内でケージから猫を出したり、救急車内でライブ配信したりの写真も見ましたが、単なる迷惑ユーチューバーですね。
言っておきますが、私の兄も車椅子の人でしたが、口が利けなかったし、排泄や入浴が出来ないのは無論、箸もスプーンも持てなかったです。仮に今生きていたとしても、ライブ配信など絶対不可能でしょう。
亡兄の障害レベルを10としたら、中嶋さんは2くらいで、良かったですね。
私も目の為に40代半ばから障碍者手帳を持っていますが、日本は障碍者をとても優遇している国です。
公営のテーマパークや動物園・植物園は入場料が無料だし(介助人も1人は無料になる所が多い)、そこの駐車場も無料か半額になります。
バス・電車も無料または割引チケットがあるし、それが要らなければタクシーの割引きチケットをくれます。
障害の程度によって年金がもらえるし、県からも手当が入金されます。医療費もタダ。
国民の税金の恩恵を受けているのだから、自分に出来る範囲で社会に還元したいと思っています。(なので、様々な所へ寄付するようにしています)
建造物や道路などでバリアフリーを考えるのは良い事ですが、乗り物や商業施設・飲食店で障碍者が傍若無人に振舞っていいわけではないんですよ。
勘違いした障碍者の横暴は、まともな生活をしている障碍者の迷惑です。
ライブ配信する時間があるなら、読書する習慣を身につけたらいいと思います。
まだ見える目がある事を感謝してみてはどうでしょうか?
今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。