佳生君、駿君、百音ちゃん、おめでとう | なのはな22のふたり言

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本・テレビ・映画の感想が多くなると思います。たまにフィギユアスケート。
ミステリーや時代劇、ビジネスドラマが好きです。

実は、フィギュアの四大陸選手権大会の事はすっかり忘れていて、他所のブロガーさんの所で気が付いたような始末。

フジテレビで放送があったらしいけれど、まったく把握していませんでした。

(こんなにもフィギュアの試合に対する関心が消えていたとは、我ながら驚くほど)

 

羽生くんの後輩を応援しようと決めていたはずなので、自分に「もう少し頑張れ」と言い聞かせている昨日と今日です。

 

 

 

で。

米国コロラド州のコロラドスプリングスは高地らしく、スケーターにとっては呼吸するのも楽ではなかったようですが、日本の選手達、頑張りましたね。

 

ペアの三浦・木原組、優勝おめでとうございます。

(後から知った事ですが、肉体的に大変な状況だったのですね! 気の毒です。ゆっくり休んでほしい)

 

男子シングルの三浦佳生君、優勝、佐藤駿君、銅メダル。

女子シングルの千葉百音ちゃん、銅メダル。

3人とも、おめでとう!

 

3人の動画を見ました。

 

佳生君は、おととしの全日本のSPを見た時から、「4年後のオリンピック代表が有望な選手」と思っていました。

彼はどちらかと言うと、クラシックよりラテン系の音楽の方が似合うんじやないかな?

個人的な好みですが、フリーの「美女と野獣」よりSPの方が見ていてわくわくさせられました。

スピードもあるし、ジュニアとは思えないほどステップの多い振り付けも引き付けられた。

何より彼は、代表選手になるにふさわしいメンタルの持ち主のように感じます。

負けず嫌いと向上心と集中力。

どんなアスリートでも日本代表になるような選手はみんな負けず嫌い。

だからこそ、苦しい練習にも耐えられるのでしよう。

他人に負ける事以上に、「自分に負けたくない」という思いが強い。

そういう選手が名実共に一流アスリートになっていく。

 

 

 

佳生君に比べると駿君はおとなしい地味な性格かもしれませんが、凍てついた地面の下でじっと我慢している植物のような気がしました。

肩の手術を乗り越えて、この四大陸選手権で銅メダルを取った事は誇りにしてくださいね。

SPもフリーも両方上手くいけばそれが理想だけど、むしろ、SPの失敗を引きずらなかったと考えた方がいい。

駿君は自信を持っていいんです。応援している人は多いよ。

 

 

百音ちゃんのSPの「シンドラーのリスト」、大好きな曲です。

彼女のスケートは優美なので、切々としたメロディーによく合います。

一方、フリーの曲はタイトルは知りませんが、これも良かった。

中国風のゆったりとしたメロディーで、大きな川の流れのよう。

途中にテンポが変わって急流のような部分もあり、平板になっていないのがいいですね。

百音ちゃんを応援するのは羽生くんとの繋がりのせいだけではなく、彼女の優美でしなやかなスケートが本当に素敵だからです。

彼女も次の冬季五輪に出場できるよう、応援したいと思っています。