こんにちは。姉カウンセラーの白石みどりです。
皆さんは普段、どのようにご自分の気持ちを彼に伝えているでしょうか。
「大好き」「愛してる」など、言葉で気持ちを伝える。
少し無理をしても、デートはなるべく彼の予定に合わせてあげる。
金銭的な負担をなるべくかけない。
無理をさせない。
健康を気遣う。
彼が喜んでくれているのなら、それは二人にとってとても幸せなことです。
でも、今一つ彼にはわかってもらえてないみたい、私の気持ちが通じていないみたい、と不満に感じている方は、少し立ち止まって考えてみましょう。
あなたのしていることは、果たして彼が本当に望んでいることでしょうか。
あなた自身が彼にして欲しいと考えていることなのではありませんか？
「自分がされて嫌なことは、相手にもしてはいけない。自分がされて嬉しいことは、相手にもしてあげなさい」
これは、子供のときに習ったことですが、現実の世界では、いつでも正解なわけではありません。
特に「自分がされて嬉しいこと」を、相手がいつも喜んでくれるかどうかはビミョウです。
例えば、いつも予定を彼に合わせてあげたり、お金のかからないデートを考えてあげるのは、あなたにとっては思いやりであり、彼のためを思ってのことですが、彼が「好きな人には甘えて欲しい」と考えるタイプだった場合は、そうした心遣いはよそよそしかったり、あるいはプライドを傷つけてしまっているかも知れません。
あなたの心遣りを彼があまり喜んでいないようなら、たまには反対の行動を取り入れてみても良いと思います。
また、ただ「自分がされたら嬉しいこと」をしてあげているつもりでも、人によっては「あなたも同じように欲しい」という圧力を感じてしまう方もいるかも知れません。
口下手で恥ずかしがりの彼が、もし同じように「愛してる」の言葉を返さなくてはいけないと感じているとしたら、すごいプレッシャーです。
あなたの気持ちは伝わっていても、それを喜びや感謝の形で返しづらいでしょう。
反対に、全然伝わっていない、一方通行みたい、と思っても、相手はきちんと返している場合もあります。
LINEの返事をマメに返すのは苦手でも、彼女からもらったLINEは喜んで受け取り良く読んで、彼女を理解しようと一生懸命な男性は多いです。
彼の健康を気遣うあなたは、彼にも同じように自分のことを心配して欲しいと思うのかも知れませんが、彼の方では彼女に心配をかけないよう、健康でいることで彼女の気持ちに応えているかも知れないです。
あなたの期待するのとは違った表現で返して来るのでわかりにくいのですが、こんな変化球も受け止めてあげられたらいいですね。
気持ちの伝え方の迷子になってしまっている方。
私たちと一緒に、少し離れたところからあなたと彼の姿を眺めてみませんか。迷いの出口を一緒に探しましょう。
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