こんにちは。姉カウンセラーの白石みどりです。
このカウンセリングの仕事をして来て、何度も
「この関係は先が見えない」
と嘆くお言葉を耳にして来ています。
「先が見えない」
今日はこのことについてです。
先日、良いお天気の日、妹と桜の下で昼弁当を食べ、ささやかな花見をして来ました。次の日からずっと雨続きの予報だったためです。
桜の花びらの散る下にいると、浮き世を離れた心地になります。
そこで先々週のお彼岸に菩提寺で開かれた講話会を思い出しました。
私は特に何かの宗教を信心している訳ではないのですが、今住んでいる所が山間地の田舎です。
「町内」の行事が多く、持ち回りの役員が毎年回って来ます。
私は今年、町内のお寺の檀家の役員なのです。
ですから、お寺のイベントのひとつである彼岸の講話会に出席し、関西から来られた臨済宗の和尚様のお話を聞いて参りました。
そこで、「先」についてのお話が出ましたので、それを皆さんにお話ししたいと思います。
私はボンヤリですので、和尚さんのお話の全部は理解できておりません。
もしかしたら、和尚さんの本当に言いたいことを間違って解釈してるかも知れません。
しかし、「先」について和尚さんはこうおっしゃったように記憶しています。
と聞かれることがありますが、私にはお答えできない。
「わからない」と言うより仕方ない。
世界には占いができると言ったり、予知能力のあると言う人がたくさんいるのに、2011年3月10日に「明日津波が来るからお逃げなさい」と東北地方に発信した人がいたか。
去年の大晦日に、能登地方に向けて「明日地震が来る」と言った人がいたか。
人の先など、誰にも見えないのだ。
でも、皆さんは今日家に帰ったら、明日の支度をするでしょう。
明日が普通に来ることを疑わないでしょう。
そのあなたが全てなのです。
今あるあなたに感謝し、大事にしなさい。
講話の一部分ですが、こんなお話をされていたように思います。
これは、先のことはわからないのだから防災対策は必要ない、という意味ではもちろんないでしょう。
不倫恋愛だって、先のことはわからないけれども、二人の関係が明るみに出た場合の対策や心構え、子供のいる彼との結婚を考えているなら、子供とどう向き合うか考えて置くことなどが、必要でないはずはないのです。
「先が見えない」は、皆同じ、誰もがそうだ、という意味だと思います。
仲良い夫婦だって、相手に心変わりされないとは限りません。
希望に満ちた若い人に、明日その命があるかわからないのです。
だから、「不倫恋愛に先が見えない」ことだって、自分だけの不幸と思って嘆く必要はないのだと私は思いました。
また、今ある自分を大事にということは、妹などもブログやメルマガで書いています。
不倫恋愛(不倫恋愛に限らずですが)は「今」を大切にと。
人生とは「今」の積み重ねなのだと。
今を思い切り楽しみ、今与えられている幸せに感謝し、その瞬間が積み重なって行けば、満たされた人生が完成します。
「先が見えない」不安に怯え、不幸を嘆く今を積み重ねてはいけないのです。
私たちは、人の未来を占うことはできません。
その人の先を見る力はありません。
ですが、皆さんの今の不安を取り去り、今の幸せに気づかせ、明日の希望に繋いで行けるお手伝いがしたい。そんな思いを、改めて強くしました。
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