こんにちは。姉カウンセラーの白石みどりです。
メルマガと同時進行のようになりますが、今日のブログは彼のご家族に対する思いについてです。
彼の奥様は仕方がないにしても、彼のお子様、特にお嬢様に対して嫌な気持ちが沸いてしまうというお悩みは少なくないです。
父親にとって、娘は恋人のようなものだと言います。
できの悪い娘の愚痴ならまだしも、彼の口から娘自慢などを聞くと、彼にとっての自分の価値を疑ってしまいたくなるのもわかります。
このような感情は、
「仕方のないもの」
「誰もが持つもの」
として、やり過ごすしかないと思っていました。
でも、もう少し心の負担を整理して、楽な気持ちになる方法はないかな、と最近考えていました。
それで、こんなふうに考えました。
以前に嫉妬を感じたら、嫉妬の気持ちを分析し、客観的に見つめるのが良いとお話ししたことがあります。
嫉妬の感情は、相手が自分よりも恵まれていると感じたときに生じるもの。
または、自分の受けるべき愛情が別のものに向けられているときに生まれると言います。
まずは、彼のお子様に対する嫌な気持ちがどこから来るのか、この点を考えて整理してみてください。
子供が自分よりも恵まれているのか?
自分の受けるべき愛情を横取りしているのか?
多分、恵まれているように見えるお子さんでも、そのお子さんなりの悩みや不幸があり、必ずしもあなたよりも幸せだと言いきることはできないとお気づきになるでしょう。
お子さんの受ける愛情とあなたの受ける愛情は違うものであり、どちらかがどちらかの分を横取りしている訳ではないこともお分かりになると思います。
そして、もうひとつ。
彼のお子さん、そう、娘さんの立場からあなたを見てみてください。
彼の娘さんは、例えば素晴らしい美人だとします。
あるいは、頭脳明晰で優秀、前途有望な自慢の娘とします。
もちろん、娘さんはあなたの存在を知りません。
ですが、もし父親の関心が、自分の全く知らない誰かに向けられていたら。
若く美しい自分、努力して来た優秀な自分はもちろん父親の自慢であり、娘としての愛情を一身に受けています。
でも、それとは比べられない全く違う愛情を一身に受けている存在がいたら。
血の繋がっている自分、頑張っている自分よりも父親を夢中にしている存在がいたら。
自分の受けるべき愛情を侵害されたと感じないでしょうか。
私って何なの、家族って何なの、と自分の価値を疑ってしまわないでしょうか。(不倫なんてお父さんキモイ、などの感情は別として)
あなたの存在を知れば、あなたの苦しみは娘さんのものとなるのです。
もしそうなれば、あなたの方が大人なので、先に気づくことでしょう。
横取りじゃないよ。
別の気持ちなんだよ。
どっちも無価値じゃないよ。
と。
相手に向かい合った苦しみって、相手も同じだったりします。
そのことに気づいた方が相手を思いやれ、自分の苦しさを少なくできます。
嫉妬できる方は優しいのです。
あなたの悩み苦しみを、優しさに変えるお手伝いができたらと思います。
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