こんにちは。妹カウンセラー、白石まちこです。
今このブログを読んで下さっている方の中に、
「彼と結婚したい」
と願っている方もたくさんいると思います。
でも、不倫恋愛を成就させるためには、彼の離婚という高いハードルを越えねばなりません。
彼がなかなか離婚まで決意出来ない場合もありますし、離婚を決意しても奥さまに拒否されたり、話し合いがうまく行かず頓挫することもあります。
「不倫女性の頭はお花畑」などとよく言われますが、そんなことはありません。
聡明で、彼の性格や状況をきちんと見つめている女性は多く、それだけに彼が離婚することがどれほど難しいか、ちゃんと理解しています。
「離婚成立には、途方もない時間がかかる」
「彼はきっと、お子さんと離れることは出来ない」
「私がどんなに頑張っても、彼は決断できないだろう」
と、どこかドライだったり、あきらめの気持ちを持っている方も多いと感じます。
確かに、離婚は簡単なことではありません。
奥さまの同意がなければ、長い時間がかかってしまいますし、同意を得ていざ離婚ということになっても、たくさんのことを取り決めたり、煩雑な手続きが必要です。
しかし、難しいことではあっても、最近は「離婚」という選択肢を考える人は増えてきています。
近頃の政治の世界や芸能界の動きを見ていても分かりますが、少し前まで「普通」だったり「スタンダード」だったことが、変化しています。
結婚に関しても、今は三組に一組が離婚するとよく聞きますね。
少し前までは、妻（夫）以外に好きな異性が出来ても、配偶者が不倫をしても離婚を考える人は少なかったと思います。
・家庭は家庭。愛人は愛人。
・夫に女性がいても、ほんの遊びなのだから、我慢して待っていればそのうち家庭に戻ってくる。
・離婚をすれば、出世できない。子供がいじめられる。世間体が悪い。
・男は働いて金を稼ぎ、女は家と子供を守る。
こういった考えがスタンダードであり、一度結婚をしたら、どんなことがあっても耐え忍び、夫婦でい続けるしかない、という風潮でした。
しかし、最近は、子供がいても、マイホームがあっても、親や親戚になんと言われようと、自分の一度きりの人生を立て直すために「離婚」を選択肢にすることが普通になってきました。
自分を大切にしない夫（妻）とは離婚し、新しい人生を歩む自由も選べるようになりました。
不倫恋愛の相手と結婚することも、珍しいことではなくなってきました。
「結婚したら一生配偶者だけを見て、家族のために生きなければならない」
というスタンダードは薄れつつあります。
彼の離婚は確かに難しいことですし年月もかかりますが、だからといって
「彼が離婚できるはずはない」
「不倫相手の私が選ばれる訳がない」
と思い込んで諦めモードになってしまうのは、もったいないです。
あなたとのお付き合いを深める中で、彼が自分の幸せや、これからの人生を考えた時、奥さまではなくあなたが隣にいることを望む可能性は十分あるのです。
不倫恋愛をしているあなたは、結婚という形が絶対に安心・安全のパスポートでないことを実感していると思います。
「結婚しさえすればもう大丈夫」
「妻になれば、彼はもう私のもの」
と安心して、二人の関係を深める努力をしなくなれば、これまで育てた愛情はそこでストップしてしまうことを、彼との恋愛を通して感じているはずです。
昔と違って「妻の座」は揺るぎない強いものではなくなってきました。
今は一人一人の人格を尊重し、自分の一度きりの人生をいかに幸せに生きるかが大切な時代に変化しているようです。
自分は不倫相手だから、彼の奥さまじゃないから大事にされないということはありません。
また、彼が離婚し、あなたをパートナーに選んだとしても、そこでもう安泰だと思ってしまわないこと。
変わりゆく時代の中で、あなたがどんなふうになれば幸せなのかを、自由に思い描いてくださいね。
自信を無くしている方は、思い込みや自分への負の呪文を取り外しながら、彼との愛情を大きくしていきましょう。
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