こんにちは。妹カウンセラー、白石まちこです。
お付き合いしている彼が50代・60代以上。
奥さまとの婚姻年数も長い、いわゆる熟年夫婦のパターンもあるかと思います。
クライアント様や、読者様のメールでも
「お互いアラカンに突入です」
「二人とも孫がいます」
というお便りをいただくことが多いです。
色んな経験を重ねて、人生が熟した二人が築く恋愛って素敵だなといつも思います。
そんな中、
・人生の後半の時間は彼と一緒に過ごしたい。
・彼と夫婦として暮らしたい。
と考えている方もいらっしゃいます。
ですが一方で、彼が離婚に向けて動く様子がみられなかったり、離婚自体を考えていない男性もいるものです。
「もう奥さまとはほぼ会話もなく、夫婦が別々に行動しているみたいなのに」
「お子さんは独立し、既に家庭も築いているのに」
もう家族への義務は果たしたはずだし、仮面夫婦のような奥さまと結婚生活を続ける理由はないと思えるのに、どうして彼は離婚を考えてくれないのだろう。
結婚したい、残りの人生を共に過ごしたいと願っているのは私だけ?
私が思っているほどには、彼は私を必要と思ってくれていないのでは?
彼が最期まで一緒に居たいのは、やっぱり奥さまなの?
と思って落ち込んでしまうかもしれませんね。
ですが熟年夫婦は、長年結婚生活を続けた分、離れるとなると大変なものです。
・築いた財産(ローンなどの借金も含む)
・親戚、共通の友人などの人間関係
・長年暮らした家や土地などに対する愛着
・長年の生活習慣
いざ離婚と言っても、財産を整理したり、住居を変わったり、それに伴う変更手続きなど、考えるだけでも大変なものです。
長年暮らした町や、住み慣れた家、使い慣れた家具などを手放して、新しい環境で一から始めるには、エネルギーが要ります。
女性は、いったん心を決めると行動も素早く、新しい環境に順応する力がありますが、男性は若くてエネルギーのある年代でも、新しいことを始めるには腰の重い人が多いです。
また、こういったお金の問題や環境の問題とは別に
「自分ももう若くはない」
「定年も近づき(或いは既に定年になり)、昔のように稼げなくなってしまった」
「体力や性的な能力も衰えた」
と、自分の年齢を感じてネガティブな思いを抱えている男性は多いです。
あなたのことを好きであればあるほど、
「もう若くもない自分を彼女がいつまでも好きでいてくれるはずがない」
「お金も稼げず、身体も弱ってくる自分を見てガッカリさせたくない」
「彼女の重荷になりたくない。迷惑をかけられない」
と思って離婚を積極的に考えない人は多いです。
男性は、褒められたり尊敬されることを喜びますが、一方で、かっこ悪い、ダメな自分を見せることは激しく嫌がります。
ダメな姿を見られるのが、好きな女性であれば尚のこと苦しいものです。
彼が熟年夫婦で、奥さまとは仮面夫婦、お子さんも独立しているのにあなたとの未来を積極的に考えてくれない場合。
離婚が簡単に出来ない理由や、しがらみがあることと、そして、もう一つ。
「彼女を好きだからこそ、年老いて先細っていく自分の人生に巻き込めない」
「迷惑をかけたくない。幻滅されたくない」
と思っている場合が多いです。
「奥さまが離婚に応じないなんて、本当は仲良し夫婦だったのね!」
「奥さまを愛しているから離れられないんじゃないの?」
と、愛情問題にすり替えて彼を責めないであげてくださいね。
彼なりの理由が隠れていることが多いです。
ネガティブな思いは男性も抱きます。
それでも、彼女となら人生の残り時間を一緒に過ごしてみたい、と彼に自信を持ってもらうために日々の積み重ねが大切になってきます。
大変なこと、ネガティブな気持ちを乗り越えてでも、彼が一緒に人生を送りたいあなたになるために、こちらでしっかり気持ちを整えていきましょうね。
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