こんにちは。妹カウンセラー、白石まちこです。
この連休中、私たち姉妹の住む静岡県が台風の豪雨で、大規模停電や断水、泥流の被害などに遭いました。
長時間停電で、テレビもネットも電話もつながらず、ご迷惑をおかけした方々には心よりお詫び申しあげます。
今、被害状況がどうなっているのか、親しい方たちがどうしているのか、通信手段を断たれて知るすべもなく、不安な時間でした。
幸いにも、１２時間少しで電気は復旧し、親せきや友人の安否も確認できましたが、まだ土砂崩れで孤立している地域や、断水の地域も多く、心配です。
このブログでも、何度か取り上げましたが、こういった災害時には不倫恋愛中の女性は辛いと思います。
彼の安否確認も出来ない。
彼もこちらの安否確認が出来ない。
彼が真っ先に安否を確認するのは奥さまやお子さんであり、自分の家と生活を優先して守ったり立て直したりする。
自分が困っていても、彼はすぐに助けに来てくれない。
そして
「結局、私達の関係はその程度でしかないんだ」
「私は、楽しい時だけの遊び相手に過ぎないんだ」
と絶望的な気持ちになってしまう方も多いものです。
ですが、彼はあなたより家族を選んでいるわけではありません。
今回台風被害に遭った私達もそうでしたが、電気も水も通信も断たれてしまった場合、まずは眼前の自分の暮らしている家や生活をどうにかして、生命を維持するしかない。それだけです。
たとえ仮面夫婦でも、こういう時は同じ住居にいる以上、協力しなければいけなくなります。
そして、災害時に家族単位で行動しているからといって、心も家族のもとにあるかというと、そうとは限りません。
たとえ連絡がつかなくても、すぐに駆け付けられなくても、あなたが彼を心配しているように、彼だって必ずあなたのことを心配していますよ。
今回の台風でも、通信が復旧してからは、色んな方から心配のご連絡をいただきました。
日頃連絡を取っていなかった友人からも、安否確認の連絡が入ったり、わざわざ自転車をこいで食料を分けに来て下さった方もいました。
また、自分自身も、日頃連絡を取っていなかったけれど、あの人はどうしているだろう、無事でいるだろうか、困っているのなら手伝えることはあるだろうかと思い、連絡をしたり、行動したりもしました。
ふだん連絡していなかったり、疎遠だった親戚、友人や知人でもこうして思い出して気遣うのです。
日頃、誰よりも深くお付き合いしているあなたのことを、災害の時に彼が思い浮かべないはずがありません。
ひとたび何か起きたら、それでもう全く頭から消し飛んでしまう。
あなたと彼は、日頃から、そんな結びつきのお付き合いをしていないはずです。
災害時にたとえしばらく連絡が取れなくなっても、彼を疑ったり、彼の家族を恨んだり、あなたの価値を低くしないで下さいね。
時間がかかっても、無事なら必ず彼は知らせてきますし、また、あなただってそうするでしょう？
二人で過ごした時間を思い出しながら、目の前のことを片付けながら、自分のことを信じましょう。
一人では心が折れそうな時は、私達がいます。
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