こんにちは。妹カウンセラー・白石まちこです。
彼の口から、「うちのヤツがさ・・・」などと、奥さまの話が出るたび、「ギャーッ!」と絶叫して掻き消したくなるくらい、嫌な方も多いのではないでしょうか。
せっかく二人でいる時間に、奥さまや家庭の話は聞きたくないですよね。
奥さまの情報を集めて、奥さまに足りないところを自分が補って、彼の心を掴む。
こんな方法もありますが、ほとんどの女性は、奥さまの話は、できれば耳にしたくないものです。
私が、ライター時代、クラブのママさんに取材させていただいたとき教えていただいたことですが、
彼の心を掴む近道として、彼のお母様の話を聞け!ということでした。
世の中の男性は、決して自分で口にしたり、認めたりはしませんが、ほぼ全員がマザコン。
おふくろ大好きです(^_^;)
なるほど、私は、何人かの男性のお部屋をのぞいたことがありますが、ベッドの脇や机のすみに、亡くなったお母様の写真を飾っている男性の、なんと多いこと。
たとえご両親が亡くなっているのでも、なぜかお父様の写真は飾らず(←かわいそうみたいですが)、お母様だけが映った写真、またはお母様とのツーショット写真を飾っているのです。
「ねえねえ、あなたのお母さんってどんな人?」
「亡くなったお母様の話を聞かせて」
と試しに聞けば、男性たちは嬉々として語り始めるでしょう。
「えーっ、ガミガミ怒鳴ってばかりのブタだよ」
「いい歳して、流行の服着て若作りなんだよ。ババアのくせにやめろってんだよ」
などと、悪態をつきながらも、なぜか嬉しそう。
そうです、その「ブタ」や「ババア」を大好きなんです。
そして、どんどん話し始めますので、あなたもどんどん聞きましょう。
彼が言う、その「ブタ」や「ババア」こそ、彼がこの世で最も愛し、この世で最も頭の上がらない女性なのです。
パートナーの女性に対する愛情とは、またステージの異なる「最愛」でしょうね。
その彼の最愛の女性のエピソードを聞かない手はありませんね(^^)
よく恋愛において、「彼のお母さんになってはだめ」と言います。
確かに、まだ奥さまになってもいないあなたが、あれこれ世話を焼いて、彼のお母さんの役割をしてはいけません。
しかし、「お母さんの役割をすること」と、「精神的に、お母さんのごとく大きな愛情で包むこと」は別です。
私が実際、不倫をしている男性に話を聞いたとき、
「家庭では、俺は父親だから誰にも甘えられない。だから彼女には思いっきり甘える」
「彼女の膝枕で甘えると、安らぐ。疲れがふっとぶ」
という声は多かったですね。
また、彼女に甘えると、今度は自分が、彼女を甘えさせ、守りたくなるそうです。
確かに、小さな甘えん坊の男の子が、「僕がママを守ってあげる」、「大きくなったらママに家を建ててあげるねなどと、ナイトのような」ことを言いますものね。
さて、そんな彼を育ててきたお母様。
彼が幼いころから、どんな言葉をかけてきたか、どんなしかり方をしてきたか、また、彼がお母様のことを語るとき、うれし気に語るのは、どんなエピソードか。
そこかしこに、彼がどんな人なのか?何を求めているのか?のヒントが隠れていそうです。
奥さまの話は聞きたくないし、聞きづらい。話さない彼もいます。
でも、彼のお母様の話なら、聞きやすいですよね(^^)
そして、奥さまの話は警戒して話さない彼でも、自分のお母様の話は喜んでするでしょう。
そして、奥さまたちにとって、彼のお母様は「姑」ですから、家庭ではお母様の話などむしろ、聞きたくもない人が多いです。
お母様の話を聞くことによって、奥さまでも知らない、彼の幼いころのエピソードも聞けるかもしれませんよ!
あなたも、こちらで、もっと彼に愛されるヒントをつかみませんか?