レジリエンス力とは何か？
レジリエンスという言葉を
聞いたことはありますでしょうか
英語では「resilience」と書き
日本語に直訳するなら「回復力」です
それも物事が元の状態に戻ろうとする力
困難な状況から立ち直る力を意味しています
それは病気にしても、災害からの復興でも
挫折体験による精神的ショックでも
同じように使うことができる言葉です
このレジリエンス力が
これまで以上に必要される理由は
冥王星水瓶座時代では
自分の意志が重要だからです
これまでのヒエラルキーな
ピラミッド型構造の
ルートが決まっていて
そこに沿えばよかった時代から
学校は行かなくてもいいし
みんなと同じような進路を
選ばなくてもいい
ルートはいくらでも存在し
自分なりの答えを見つける
壮大な自由さがある時代になります
そうなると見本がないこともあるし
失敗とかうまくいかない
なんてことは当たり前にあって
それでもへこたれない人
自分の想いを貫く人が
結果的にほしい現実を
得ていけることになります
このレジリエンス力は
人からの非難や指摘
心のどこかでそれに同調する
自分のエゴでさえも
叱咤激励する強さが
必要になってきます
要はたくましさですね
以前書いたセルフコーチングに
繋がることなのですが
自分のことをマネジメントし
弱気な自分を鼓舞していく力
と同じことだと思っています
正直、日本人はこの
レジリエンス力が弱くて
とても失敗を気にしやすい
抱え込んで悩みやすい
命に係わることでもないのに
求められているキャパ以上の
責任を無意識に追おうとする
そんなところがある気がします
（それを期待されていると思っているのかも）
仕事に対しては特に
仕事はそういうもんだと
思われる方も多いのかもしれませんが
神経質になりすぎて
辛くなるほど抱え込みすぎて
全然楽しそうじゃない💦💦
本当に大事なことって
根詰めるほど完璧を求めて
自分の仕事能力を証明しようとする
ってことではないんじゃない？
って思います
証明しなかったら怒られるとか
やっていないように言われるとか
きちんと評価してもらえないとか
言い分がいろいろあるのはわかりますが
相手も人間なので評価力がない
ってことももちろんあるし
評価していることはあるのに
言ってないだけとか
コミュニケーション力の欠如で
伝え下手とかもあります
その現実を受け止めすぎて
振り回されすぎてはいけません
相手に期待しすぎても
自分が苦しいだけです
このレジリエンス力を高めるには
ダメージを回復するために
俯瞰して落ち着いて物事を見て
立て直そうとするマインドと
物の見方がすごく必要です
例えば、レジリエンス力が高ければ
納得いかないと思った時に
その場で直接、その相手に
言い分を伝えないといけません
もっと上の上司に伝えても
特に緩衝材になってもくれない
なんでこうなんだ・・と落ち込む
それは逆らってはいけない
という強い気持ちがあるから
本当は心の中では十分逆らっているのに
隠そうとしてしまうから
全く伝わっていません・・・
時に感情を出してでも
覚悟を見せないといけない
それくらいしないと
他者の気持ちを全く察知できない
という人は正直多くいます
だから大人しくしていては
いけません
この意見を伝えることにおいても
反発力やたくましさとも言えます
ではどうしたら
このレジリエンス力を高めることが
できるのか3つの方法をみていきましょう
①困難を体験しストレスと挫折から乗り越える体験
失敗体験が少ないと
マインドは弱いです
うまくいかなったけど
諦めないで実った体験が
どんなに小さくても成功体験で
自分の血肉になります
ストレスフルな場所で働き
自分の適応力をあげることも
目標を達成できなかった
挫折から次の目標を定めることも
そういう繰り返しの体験が
マインドを強くして
回復力であるレジリエンス力が
高まっていきます
自分で失敗をよく考え
どうしたらいいのかと考え
全神経、集中して、回復に
力を注ぐ体験ですから
人が何と言おうと
本当に関係ありません
もうやめたら、とか
やっぱできないんじゃない？とか
そこに無意識に自分の心の弱さが
そうなのかな・・って同調してしまう
反骨精神を持って
こんちきしょ～～って
見返すくらいの気持ちがないと
ただ、普通にお勤めすることも
とても困難になってしまう人も
いると思います
そういう精神ができてしまい
困難を乗り越えられない
自分を徹底した過小評価で
守ってしまうんですね
できるだけ若いうちに
たくさん失敗して
自立していくための心を
育てていくことが
大人になってからはもちろん
年を重ねて高齢になっても
弱気な心に抗える自分が
いると思います
お金がなくて貧しさと戦う
空腹と付き合うという体験
そんな体験はしたくない方が
ほとんどだと思いますが
レジリエンス力を高める
大きな要素になりえます
トラウマにして終わりにしない
ということですね
②環境が変わり自分のルーティンが変わる体験
自分で引っ越しをする
というのもいいですが
唐突に前触れなく
生活環境が変わる体験が
人生にはあると思います
転勤の引っ越し、
家族の変化、
自分の役割の変化
そういったことに適応し
今まで当たり前にできたことが
できなくなったりします
仕事でも家庭でも
変化が起こったら
柔軟性を求められます
進学や転職ももちろん
自分の適応力を磨く挑戦でもあり
ドキドキしたとしても
宝になります
日本は一つの会社で長く働くことを
重んじてきた文化があり
それはとても忍耐力があり
素晴らしいことだと思います
でも、何でも一長一短。
他の企業を知らない
他の働き方を知らない
他のやり方を知らない
ということにもなります
慣れ親しんだところいる方が
楽だと感じる人も多いし
立場ができていれば
変化に対する適応力が
それほど求められません
その社内でいることで
培われるレジリエンス力はあっても
多様性はないかもしれません
海外に行って文化を感じる
という体験があると
概念を覆されることが多いので
レジリエンス力は高まります
カンボジアに行きましたが
生命力にあふれ働いて稼ぐぞ～～！
という熱気にあふれていますし
それは免許もなにもない
路上で観光客に食べ物を提供し
成り立っていたりします
ちょっとの失敗やミスは
笑って流してちょっとばかり
サービスしてくれる
楽しく生きることが当たり前で
生き抜くことが当たり前で
いい加減だともいえるけれど
そのくらいの精神性が
鬱にならない強さだとも思います
そういう国もあるんだと知ること
それでも生きていけるんだと知ること
たったそれだけで人生観が
変わったりします
自分は小さなことで悩んでたな
って肌で感じることが
何より強い体験で薬になります
③コミュニティに入って人のために動く体験
自分だけの世界にいるよりも
全く違う価値観の人や
人生経験が違う人に出会い
いろんな話を聞くことが
レジリエンス力を高めます
海外に行ってみることにも
似ていますが
もっと近くにも
全然違う人がいることを知ると
視野が狭かったことに気づき
もっと自由な発想が湧いて
きたりします
特にボランティア活動では
同じ国にいながら
生活するのに身体的・経済的
不自由な想いをしている人
心が傷つき安心を求めている人
それでも前を向いて生きようとする人
そんな人に出会うことで
知らなかった現実と
勇気をもらったりします
私の経験で言うと20歳の頃
白杖を持った目の見えない男性が
スタスタと歩いているのを見かけた時
健常者と変わらないスピードで
階段を降り障害物をまたいで
そそくさと行ってしまったんですね
本当にびっくりしましたし
きっとあらゆる感覚を使って
情報を得ているんだろうなと思いました
誰かのために自分が動き
貢献しようとすることは
どう行動したらいいのかを
考えさせられるので
A案がうまくいかなった時
B案を考えるために
レジリエンス力が高まります
創意工夫をすることも
1つのたくましさで
生き残る工夫ですね
何でも深刻になりすぎず
大事なポイントを押さえて
軽やかにたくましく生きる
それが冥王星水瓶座時代に
ぴったりな生き方なのでは
ないかなと思います
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました
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