松尾芭蕉の句、『閑さや岩にしみ入る蝉の声』でも知られている山寺。

正式名は「宝珠山 立石寺」といい、貞観2年(860年)に清和天皇の勅願によって慈覚大師が開きました。

紅葉シーズンに行ってみたいと思っていたら、思いがけず機会に恵まれ行って来ました。

 

 

 

 

こちらが「登山口」です。

ここから山頂にある奥の院まで1015段の石段を登ることとなります。

「久遠寺」へ行ったとき287段の石段のキツさにヘトヘトになったので、奥の院まで到達できるか不安を抱きつつ登りましたチュー
 
 
 
 「手水舎」

 

 
 
 
 「根本中堂」 国指定重要文化財
延文元年(1356年)初代山形城主・斯波兼頼(しばかねより)が再建。
17世紀の初めに最上義光が大修理をして現在に至るそうです。
ブナ材建築物では日本最古なのだとか。
堂内には1200年前に比叡山延暦寺から移された「不滅の法灯」が今も灯されているそうです。
「不滅の法灯」は比叡山延暦寺より立石寺に分灯され、織田信長の焼き討ちにあって延暦寺再建のときには立石寺から延暦寺に分灯されたそうです。
 
1000年以上も灯り続けているなんて凄い!!
一度見てみたいものです。
 
 

 

参拝させていただいて

 
 
 
御朱印をいただきました。
 
 
 
 
 「御神木」
幹が凄くてビックリびっくり
 
 
 
 「芭蕉と曾良の像」
撮影スポットとなっていてみなさん芭蕉をバックに撮ってました。
あんまり人がいっぱいいて写真は無理だなと諦め歩き出したら、なんと、人がいなくなった~
「それっ、今だ!!」と猛ダッシュで戻って撮りました(笑)
 
 
 
 
 
「山門」。
鎌倉時代に造られたそうです。
 
 
 
入山料300円払って進みます。
山門から奥の院までは800段の石段が。
石段を一段登るごとに煩悩が一つずつ消えていくと言われています。
 
 
800段登ったけれど
欲たかりな私はきっと煩悩は消えなかったんだろうな笑い泣き
 
 
 
 
参道の両脇にはところどころ灯篭や観音像や石仏が並んでいて。
優しいお顔にほっこりします。
 
 
 
 「姥堂」
このお堂から下は地獄、ここから先は極楽と言う浄土口にあたる場所なのだとか。
お堂の屋根の上には元気良すぎな草がびっくり
 
 
 

 

 
 
 
 
 
こんな岩の下にもお地蔵さまが。

 

 
 
「せみ塚」
芭蕉の句をしたためた短冊を埋め、石の塚を立てたところです。
 
 
 
 「弥陀洞(みだほら)」
長い歳月岩が雨風にさらされて削られて、阿弥陀如来の姿が作り出されたそうです。
約4、6メートルの仏の姿を見ることが出来た人には幸せが訪れると言われています。
 

 

 

右から見ても、左から見ても、ナナメから見ても。
どうやってもそれらしいお姿は見えなかったです。
やっぱ幸せに縁がないおなごですチュー

 

 
 
 
長くなるので続きます。