圓蔵寺を後にして

会津ころり三観音のひとつに数えられている「鳥追観音 如法寺」へ。

 

 

 

「仁王門」(慶長18年再建)

 
 
 
参道の両脇にはキレイなお花がキラキラ
 
 
 
カワイイ小僧さんも。
 
 
 
「手水舎」
 
 
 
「観音堂」(慶長18年再建)
御堂は珍しい東西向拝口で、参拝者が東から入って祈願して西から出れば西方浄土へ安楽往生が叶うといわれています。

 

 

 

「抱きつき柱」

抱きついて祈願すると良縁が授かるのだとか。

御堂内は私しかいなかったので二つの柱にしっかり抱きついてきました。
 
 
 
「十二支の御守本尊」
 
 
 
現在 「修復完成記念 聖観音菩薩坐像 特別御開帳中」です。

スマホ撮影なのでよく見えないですがアセアセ

平安初期に作られた御本尊の「聖観音菩薩坐像」は、修復されて南北朝期の仏像の特徴である当時の華やかなお姿を取り戻されたそうです。

 

 

 

 
こちらは「身代わりなで仏(執金剛神)」。
平安初期の作といわれています。
身代わりなで仏をなでて祈願すれば
病魔を除いて身心が軽くなりころりと大往生が叶うというので、私も撫でてきました。
 
 
 
 
いままで訪れた社寺はほとんどのところが撮影禁止でした。
こちらも御堂内も禁止だろうと思っていたらどこも撮影OKで驚きました。
 
御本尊様のことなどいろいろ説明していただいて。
ゆっくり参拝できて良かったです。
そしてなにより嬉しかったのは・・
寺務所の方がとても親切で、優しく対応してくださって感激しました。
 
 

 

 

 
御朱印をいただきました。
 
 
 

そしてそして、こちらの「鳥追観音」にはこんな楽しいことも。

あの左甚五郎作と伝わる三猿の彫刻があるのです。
観音堂再建のとき
左甚五郎は鳥追観音の御霊験にあやかり、大悲に一生の安楽を念じて3匹の猿に心をこめたと伝えられてるそうです。
「災難よりかくれ猿」、「災難よりのがれ猿」、「安楽に暮らし猿」
この三猿を探すことができると牡丹の蕾が花開くように幸運が開き「福まさる」といわれています。
 
 
 
 
 
 
2猿はすぐに探せるのですが、もう1猿はよく分からないようになっています。
幸運はそんなに簡単に手に入らないってことですよね。
何事も楽して成就はないです。
努力をしなくちゃ・・ですよね。