胎内市乙に鎮座する「乙宝寺(おっぽうじ)」。

1300年以上の歴史がある由緒あるお寺です。

笹川流れへ行くときに参拝しました。

 

 

 

天平八年(736年)

聖武天皇の勅願により行基菩薩、婆羅門僧正の二人の高僧によって開山されたと伝えられています。

 
 
 
参道を進むと
県の重要文化財指定の「弁天堂」が。
江戸初期に建てられたそうです。

 

 

 

こちらには「金毘羅堂」。

 

 

 

木々の緑の中に赤い「仁王門」が見えてきました。

延亨二年(1745年)に改修、
奈良創建の金堂の古材が使用されているそうです。

 

 

 

 

 
 
 
「手水舎」
独鈷(どっこん)水が流れ出ています。
弘法大師が当地を訪れたとき、
境内の地面を「独鈷(とっこ)杵」で突くと清水が湧き出たと言われています。
「独鈷水」が訛って「どっこん水」と呼ばれているそうです。
新潟名水百選の一つに数えられる「どっこん水」。

一滴口に含めば心も洗われる清涼感があるとのことです。

 

 
 

 

境内にひときわ目立つ「三重塔」。

国の重要文化財に指定されてます。

慶長十九年(1614年)起工、元和六年(1620年)に竣工。
村上城主・周防守忠勝公の寄進により建立されました。
 

 

 

「鐘楼堂」

 

 

 

お線香をたててきました。

「常香炉」に線香をたてて、煙を身体の悪いところにあてると良いと聞いていたので私は顔に当てました(^-^;
キレイになりたくてキラキラ
いっぱい当てたのでどうか御利益がありますように・・・(^-^;

 

 

 
 
「大日堂(金堂)」

延享二年(1745年)に再建されましたが昭和十二年に焼失。

現在の御堂は昭和五十八年に再建されたそうです。

 

 

 

 

御朱印をいただきました。
 
 
 
古い歴史がある「乙宝寺」。
お寺にまつわる伝説もたくさん残っています。
その中の「お猿の伝説」はよく知られ、
『今昔物語集』にも載ってるそうです。
お寺の裏山に住む二匹の猿が和尚さんに木皮経を書いてもらい、
その功徳で人間に生まれ変わったというお話なのだとか。
 
 
広い境内には神社やお社やお堂や池などあって。
遊歩道もあります。
この日は時間がなくてゆっくりまわることができなくてアセアセ
今度いろんな場所をゆっくり巡ってみたいです。