胎内市乙に鎮座する「乙宝寺(おっぽうじ)」。
1300年以上の歴史がある由緒あるお寺です。
笹川流れへ行くときに参拝しました。
天平八年(736年)
聖武天皇の勅願により行基菩薩、婆羅門僧正の二人の高僧によって開山されたと伝えられています。
参道を進むと
県の重要文化財指定の「弁天堂」が。
江戸初期に建てられたそうです。
こちらには「金毘羅堂」。
木々の緑の中に赤い「仁王門」が見えてきました。
延亨二年(1745年)に改修、
奈良創建の金堂の古材が使用されているそうです。
「手水舎」
独鈷(どっこん)水が流れ出ています。
弘法大師が当地を訪れたとき、
境内の地面を「独鈷(とっこ)杵」で突くと清水が湧き出たと言われています。
「独鈷水」が訛って「どっこん水」と呼ばれているそうです。
新潟名水百選の一つに数えられる「どっこん水」。
一滴口に含めば心も洗われる清涼感があるとのことです。
境内にひときわ目立つ「三重塔」。
国の重要文化財に指定されてます。