考えるオンナ

 

 

  考えてみると、オレの後半人生というんは、ここフィリピン、アンヘルスの

  ゴーゴーバーの女たちと共にあった、と思う、なにせもうすぐオレはこの街に

  家を建てて住み始めてから35年になるんだ、、もうとっくに故郷、福島で

  生きた前半の人生の30年を上回ったんだ

 

  で、オレがなぜ、こんな放浪人生をやってきたはずのオレが、こんなに長く

  この家に住むことになったのか、、それはマチがいなく上の絵の、この街に

  生息する天使たち、英語でANGELESと言う、その名前が、ここアンヘルスの

  由来なんだ、つまりオレは天使の街、に住むことで、昇天人生がヤレたんだ

  で、、その天使の街、アンヘルスなんだが、もはや昔の、あの<東南アジア

  最大の歓楽街>と言われた男性天国の面影は、、もうない、、ではなぜ、

  10年前は日本人オヤジは言うに及ばず、、世界中からスケベが集まった

  ここアンヘルスは衰退したのか?、、、それを語るのは、この街と共に

  33年を生きたオレ以外の適任者はいない、、パラワンのMさんだって、

  せいぜいフィリピン滞在は15年なんだ

 

 

  で、なぜあれほど世界のスケベ男に愛された、ここアンヘルスが今、こんなに

  勃起いや活気が失せてしまったのか?、、、、その謎は、今の日本の、膨大に

  膨れ上がった外国人観光客の群れ、、というものを見れば良いんだ、なぜ

  スケベ親父と、日本にやってくる外国人観光客が一緒なの?とキミはオレに

  形而上の疑問を感じるであろう、、それはスケベと日本観光と言う表面的な

  上っ面だけ見ていてはダメだ、つまりかつてのアンヘルス、そして今の日本

  観光、、さらに25年前のプノンペンに、山ほど打ち込みの為クソが訪れた

  時代には共通するものがある、それが<安さ>だ、いくらメシが旨くとも

  オンナのサービスが良くとも、富士山がキレイでも、高くてはダメなんだ、

  今の日本に押し寄せる連中と言うんは、日本の円が高かった時代には絶対に

  来なかった連中なんだ、、それが’安くなった途端にこれなんだ、、つまり

  今日のテーマ、< なぜアンヘルスのゴーゴーバーは衰退したんか?〉、

  その答えは簡単なんだ、オレが10年前まで毎日バーのオンナのお世話に

  なっていた頃は一晩3000円で、朝までオンナを連れ出せたんだ、

  それが今6000ペソ~8000ペソなんだ、つまり日本と逆なんだ、

  だからクソは、バカ高くなったアンヘルスを止めて日本に行くんだ、、

  もっとも日本に行っても、、ゴーゴーバーは無い、ビキニのダンサーは

  いないが、代わりに大久保ガールがいるんだ、彼女たちの中には最近は

  ライバルが増えて価格崩壊が起こっているらしく、売れっ子に客を取ら

  れたブス、いやちょっと見た目が落ちる女は一発1万円→たった60ドル

  で日本人の女が抱ける時代なんだ、、だからフィリピンより安くなった

  日本のオンナを求めてこれから世界のクソが日本に集結するんだ、、ああ

  自分の国が落ちぶれるということは、自国のオンナが安く、脂っこい連中

  中国人、韓国人に打ち込まれる、という事なんだ

 

  

  というワケで、高くなったアンヘルスのバーは、衰退が始まったんだが、 

  じゃあゴーゴーバーが高くなって昔はいくらでもいた、サマールやレイテ

  からやってきた18才~20才の可愛いピーナが消えて、ババアばかりに

  なった今オレはど~してるんか?というと、それが形而上なんだ、オレは

  自分でママさんを雇って、街をプラプラしてる不良少女グループをナンパ

  して、彼女たち→18才から19才が毎日、オレの家に遊びにくるんだ

  オンナ達は、広い家の居間で、インターネット、ビール、タバコ、ケーキ

  ジョリビーのフライドチキンが、いつでも揃っているオレの家に、

  グループでやってきて勝手に遊んで帰るんだ、そのうちの一人がオレと

  オールナイト<パパ活>に付き合ってくれるんだ

 

 

 

 

                   # オレのマネしたければタガログ語

                         そして3億稼いでからな、、

 

 

 

                            ナナ