西村賢太

 

 

  一昨年、物故した作家、西村賢太とオレとの接点、というモノを、今日は

  語りたい、、、で、オレは彼と会ったことはないし、直接見たこともない

  しかし今から7年前、オレと彼とはニアミスがあったとオレは思っている

  後にも先にも、あの時しか オレが彼を直接この目で見る機会はなかった

  なぜなら彼がもう死んだから

 

 

  で、、その7年前に<オレは彼と直接会う機会があった>、と言う理由は

  当時オレはスワイパー同窓会、、今は、オレのブログのオフ会になったが

  よ~するに仲間が集まって、昔のヨカッった時代のスワイパーを偲んでる

  んだ、、、その会合が行われたのは、東京、鶯谷の居酒屋、上の絵の

  <信濃路>だ、、で、この信濃路なんだが、ここは西村賢太がもっとも

  よく通った店として知られている、、つまり彼は常連だった、で当時の

  彼のライフワークなんだが、、彼は鶯谷にあるデリヘルやソープ、と

  いった風俗で遊んだ後で、近所の信濃路へ寄って一杯やって、まさに

  寛いでいたんだ、、、彼の気持ちは、オレはよ~~~~く分かるんだ、

  オレもまた、昔スワイパーの後は、セントラルマーケットの北京菜館で

  毎日ギョーザとビールで1杯やったんだ、あの時の片倉やキンテツとの

  議論→人生論は楽しかった、なにしろ煩悩が100%抜けて亀頭いや

  アタマがスッキリ抜けていたかんな、、、

 

  で作家としての彼、西村賢太なんだが、、彼が今、なぜこんなに多くの

  U,TUBE動画が上げられているのか?、、それをオレは、不思議に思う

  なぜなら、確かに彼は芥川賞を受賞したが、、ハッキリ言って、オレの

  大好きな松本清張なんかにくらべたら、その作家としての仕事はお話に

  ならないスケールだ、、まあ相撲でいったら横綱と小結くらい違う、、

  ではなぜ作家としては、大した業績、作品も無かった彼が、死後、これ

  ほど慕われているのか?、、いやオレが興味があるのは、いったい誰が

  彼のファンなのであろうかと言う点だ、、、つまりオレのように、彼が  

  生きた<無頼派>、、昔、檀一雄や太宰治がヤッた生き方が自分が

  共感するというのは、あまり今の世代には多くないと思う、まして

  女性読者などは、、、

 

 

  というわけで、オレはまだ彼の小説を読んだことがないのだが、きっと

  読んでもよく分からないだろう、オレは松本清張や大藪春彦や川上宗薫

  は好きだが、芥川龍之介や大江健三郎は苦手なんだ、、つまり純文学と

  言うんはオレの世界ではない、、ところが西村賢太は、結局、結婚も

  せずスワイパー、いや風俗でばかり遊んで、<無頼派>の生活をして

  いながら、書く小説は純文学なんだ、、、、まあこういうのが、人生

  なんだろうな、、オレのよ~に表裏一体となって、ひたすら打ち込ん

  だ人生は、稀なんだ

 

 

 

 

                # ボクもナナさんに続きます<キンテツ>

 

 

 

 

 

                         ナナ