オレを待つピーナちゃん

 

 

 <新世界>と言っても今日の話はドボルザークの曲じゃなく、

 片倉や木蓄の好きな大阪の話でもない 

 

 じつは昨日オレは我がフィリピンライフにおける、新たな世界を勃起、

 いや発見したんだ、、、で、それは木蓄がフィリピンに着いて、彼が

 東京から持ってきた安売り薬局で買った1枚100円の大量のチョコの

 おかげで、オレはピーナたちとの<新世界>が開けたんだ、、なぜなら

 ピーナそしてピーノたちと言うんは、もちろんガキいや子供たちも全員、

 チョコレートが大好きなんだ、まして日本製ならサービスが、グ~ンと

 向上するんだ

 

 

 というワケで昨日のオレは木蓄と2人で、いつものフェラいやファテイマ

 教会裏の魚屋に行って、、そこで見つけた特大の大蛸→1,5Kgくらいのと

 そして新鮮なカツオ、ここじゃ連中はボニートと言う、それを2本買って 

 半分を家で待ってるピーナたちへあげて、残り半分を、家の近所にある

 日本レストラン<田中>で、、チョコレートをお土産に、カツオの刺身と

 タコ焼き、そして蛸ブツの切り身、、これをつまみに、ここフィリピン

 じゃ国民に人気ナンバー1のビール→<REDHORSE>で1杯やったんだ

 で、魚屋で買ったタコとカツオを行きつけの店で頼んで下して貰ったと

 いう事がなぜ贅沢→<新世界>なのか?、それはオレが今まで30年間

 ここフィリピンで暮らしていながらナマ、と言っても打ち込みではなく

 魚をナマで食ったのは初めてなんだ、打ち込みもそうだが魚をナマは

 ヤバいからな、、いやもちろん日本レストランで出す刺身定食は別だが

 自分で市場で買った魚は、、、、 

 

 

 で哲学だが、オレが今まで30年間世界を旅してきて、つくずく思った

 事、それが<オンナと魚>が両方とも安く新鮮なモノが同時に揃う事は

 ないという事なんだ、、その代表が南米と南欧なんだ、、なぜならその

 2つは、南米はオンナは最高だが、魚は捕れるんだが料理法は下手で

 我々日本人には不満だ、、逆に南欧に行けば、特にポルトガルなんか

 日本以上に魚が大好きでオレは世界で一番あの国のメシが好きなんだ、

 しかしオンナは、ダメなんだ、、最近お隣のスペインには欧州中から

 女が集まっているという情報があるが、オレの時代はいなかった、、

 そしてアジアだが、、確かにベトナムはメシが旨く当然魚も美味いが、

 不思議な事に、オレの時代は国内じゃオンナがダメだったんだ、、

 もっともオレが旅を止めた今は、ベトナム風俗がかなり派手にSNSで

 騒がれるよ~になった

 

 と言うと、きっと諸君は、< ナナさん 何を言ってるんですか、

 タイがあるじゃないですか、タイならオンナも魚もバッチリです>

 しかし今のバンコクじゃ、オレの時代のように1発100バーツ

 じゃオンナが卸してくれないんだ、まあ3000バーツ払えば別

 だが、、というワケで、オレが長い間求め続けた<安いオンナと

 魚の両立>、つまり安くて美味い魚を食って、オンナと遊ぶと

 いうオレの父の時代の貝楽というんが、なかなか得られないんだ

 それが、前置きが長かったが、昨日のオレはその<夢>を手に

 入れたんだ、、安い100円のチョコレートで機嫌を取って、

 店に頼んで、自分が市場で買った新鮮なカツオと蛸を料理させる

 しかも、それでビールでイイ気分になった後は、家には2人の

 ケバいピーナがオレと木蓄の帰りを待っているんだ、オールナイト

 で、たった2000ペソなんだ、、こんな贅沢ができるようになった

 のは普段のタガログ語修業のおかげなんだ

 

 

 

                  #人生は修業の連続

 

 

 

 

                       ナナ