世は歌につれ、

 

 

  昨日、、街角に出現した天才歌手、東亜樹について話したんだが、、彼女の

  まるで昔の美空ひばりを彷彿させるごとき、、なんでも器用に唄いこなせる

  オールマイテイさというものと較べて、、今日、これからオレが述べたい、

  過去の歌手たちというのは対極の姿だ、、いわゆる<一発屋歌手>について

 

 

 

  浪曲子守唄 一節太郎 (youtube.com) 昔はよく言われた、<一発屋歌手>の

  代表といえば、、<♪、逃げた女房にゃ未練はないが、お乳欲しがるこの子が

  可愛い、♪、>浪曲子守唄と言うこの歌の題名と、一節太郎という歌手名は

  知らなくても一度聴いたら忘れられない、このフレーズは、まあ一生オレが

  忘れることはない、というよ~な60年も昔の話は難解すぎたが、、もっと

  時代を戻して、、

 

 

  じゅん&ネネ 「愛するって こわい」 1968 (youtube.com)

  <愛するって怖い、、> 今ならば、まさにLGBTのジェンダーレス時代と

  いうものを先取りしたのがこの歌だ、じゅんとねねは、まるでレズビアン

  そのものを想起させるキャラで売り出したが、この曲<愛するって怖い>は

  名曲だとオレは思う、、じつにメロデイが美しく、二人のレズコンビ?が

  歌う、そのやり取りが素晴らしかった

 

  平山みきの 真夏の出来事 - Google 検索、 この曲は70年代の、いわば

  ヤンキーソングなんだがオレは、この歌を聞くたびに、自分の過ぎ去った

  過去の青春時代 1970年代の、暑かった真夏の情景を思い出すのだ、

  平山三紀の、、独特のヤンキー声がたまらない、、、もちろん彼女の

  代表曲であるのは言うまでもないが、作曲家、筒美京平の最高傑作の

  一つだ

 

 

  恋におちて -Fall in love- 小林明子 (youtube.com)

  この曲を覚えている読者は多いだろう、1985年のTVドラマ、、

  <金曜日の妻たちへ、>のテーマソングに使われた、この曲は日本中で

  ヒットした、亭主に隠れて不倫に明け暮れる、不良妻たちのストーリー

  なんだが、まさにあの頃の豊かだったバブル時代ゆえに許された人妻

  たちの打ち込み、いやラブストーリーだ、この曲も、動機は不純だが

  歌は良かった、オレのスワイパーと同じだ、歌手小林明子の声も透明で

  あまり不倫のイヤらしさがなかった、、、、だから売れたんだ

 

 

  と言うわけで、オレの亀頭いやアタマに浮かんだ4曲を上げたが、じつは

  日本の歌手には、最初だけは大ヒットしたが、、その後が、なかなか次の

  ヒットが出ずに苦しんだ歌手は多い、その代表が2020年に亡くなった

  梓みちよだった、彼女ほどの実力がありながらも18才のデビュー曲の

  <こんにちは赤ちゃん>が大ヒットしすぎて、、、梓みちよといえば=

  <こんにちは赤ちゃん歌手>と思われてしまい、、、次に何を歌っても

  <こんにちは赤ちゃん>だけをリクエストされて困ったと言う、何しろ

  当時の彼女はまだ10代で、子供もいなかったんだ

 

  で、あの太田裕美でさえ<木綿のハンカチーフ>が売れすぎて、日本全国の

  どこへ行こうが<木綿のハンカチーフ>をリクエストされて、彼女が次に

  取り組んだ<赤いハイヒール>なんか、誰も聞こうとしなかった、と辛さを

  語っていた、、、あまり一発だけの超大ヒットが出てしまうと、ファンは

  それだけを自分に求めてしまうというジレンマに悩んだんだ、、、、しかし

  上に上げたじゅんとねねや平山三紀なんかは、もう自分が一発屋であっても

  構わないと言う完全に悟りの境地に達していて、NHKの歌謡懐メロ番組に

  今でも毎回出演して自分の一発いや一曲を歌い続けるんだ、、これぞプロだ

 

 

 

                 # オレは<数打ちゃ当たる>タイプだよな

 

 

 

                                  ナナ