2012.2.1~5.上演の舞台
劇團チョコリンゴ第3回公演「生きてこそ」
&
アドレナリン21第18回公演「白地に赤く」 W公演
諸々ハプニングはあったため
無事に・・・とはいかなかったものの、なんとか終える事が出来ました。
「終わり良ければ全て良し」。
改めまして
皆様、本当にありがとうございました
終わったばかりではありますが
既に3.7.~11.上演の次の作品
劇團チョコリンゴ第4回公演「BACK STAGE 1959」
へと動き出しております。
連続で公演が打てるのも、皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
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さて、今回私は
「生きてこそ」のみ出演(&主宰)
そして両作品の制作を担当させていただきました。
ここからは、写真を中心に
恒例の舞台のレポートをお届けしたいと思います
■「白地に赤く」と「生きてこそ」■
2本ともほぼ同じ時期の日本軍に関わる人々を描いたお話なのですが、
だいぶ雰囲気が違う話だったと思います。
(「生きてこそ」を動とすると「白地に赤く」は静とでもいいましょうか)
共に何度も上演された作品であり、
脚本もほぼ変更無しだったので
キャストはなるべく
各役のイメージに合う方を・・・と選んでみたところ、
それぞれ一日おきの稽古で
2チームの稽古中の雰囲気が全然違うという面白い現象がおきました。
「雰囲気は、その場にいる方が作りだす」んだな、って改めて実感。
「白地に赤く」の稽古日は、
平成生まれの若い世代がキャストの大半を占めてる事もあってか、
まるでどこかの大学か高校のサークルのような
爽やかな空気で稽古場が包まれておりました。
9人中、白萩ホールに初出演が6人、
2回目の出演が3人(←このお三方、1回目は別作品でした)
と、
皆様ほぼ今回の舞台が初対面なはずなのに、
それを感じさせない
「ホントに初対面?」と思いたくなるくらいの仲が良いのです。
今までの私が知る限りの白萩公演で、
一番まとまってると言っても過言ではないかもしれません。
作品自体も若い特攻隊員を中心に描くお話なので、
この空気が良い影響を与えていたようです。
かたや「生きてこそ」は
なんていうか・・・個性派ぞろい(?)で
稽古初期からまるで煮込む前のカレーみたいに
【野菜】や【肉】や【魚】や【各種のスパイス】、
はたまた【普通はカレーに入れない素材(隠し味用)】等がごろごろしてる感じで、
見方によっては
「コレ、ちゃんと仕上がるのかなー(←ていうか仕上げるんだけど)、
たぶん大丈夫だと思うけど・・・」
みたいな状態だったのが
本番前にぐわっとなんか色々まとまり出して
それぞれの素材の旨みがあり、
かつ全体としてなかなかまとまりのあるカレーに仕上がったような感じでした。
うん、これぞ神さんマジック。
稽古中がどんなにやばい状況でも、
本番前にはちゃんと「何らかの形」に仕上げちゃうのが
演出の神さんなんですよ
今まで20数作品関わってきたんですが、
絶対、毎回本番には間に合うんですもん。
やっぱりすごいなぁ。
「生きてこそ」は個人的に思い入れの強い作品なんですが
それについて語ると長くなるので長々書いた記事をリンク。
2011.12.13.『私と、生きてこそ』
http://ameblo.jp/nano73/entry-11105649785.html
2012.1.23.『稽古も、そろそろ大詰めです』
http://ameblo.jp/nano73/entry-11142742455.html
■公演詳細■
劇團チョコリンゴ第3回公演「生きてこそ」
&
アドレナリン21第18回公演「白地に赤く」 W公演
劇團チョコリンゴHP http://
アドレナリン21HP http://home1.netpalace.jp/adrenaline21/
■上演日…2012.2.1.(水)~5.(日)
■会場…新宿区百人町・白萩ホール
〒169-0073 東京都新宿区百人町1-5-6 白萩服飾専門学校2F
劇團チョコリンゴ第3回公演「生きてこそ」
●脚本・演出:神佑輔
(アドレナリン21http://home1.netpalace.jp/adrenaline21/
/ゼロ・カンパニーhttp://www.zero-kan.com/
)
●制作・デザイン:鳴海なのか
(劇團チョコリンゴ/シュガー・スポット(株)http://s-spot.net/
)
■物語…太平洋戦争終焉間際の昭和20年8月15日、満州。
関東軍諸部隊は、不可侵条約を破棄して侵攻してきたソ連軍を阻止するべく死闘を展開していた。そんな中、密命を帯びた3名の陸軍兵士と従軍看護婦が、山中にひっそりと佇む廃屋にやって来た。しかし、この廃屋には既に3名の慰安婦が先客として屯していたばかりか、今や馬賊と化した4名の脱走兵も隠れ家として利用していた。 果たして、この廃屋に集った面々はどのような関係を持ち、はたまた現役の兵士たちが与えられた密命とは何か?この四者によって繰り広げられる戦争サスペンスを軸に、物語は意外な局面に展開するのだが――。
■キャスト
銀子…風祭鈴音
柏木龍一…坂中久志
大谷曹長…鷹嵩太朗
永谷正江…鳴海なのか
須藤上等兵…佐々木隼世
高田一等兵…新尉ジン
ユンスニ…平澤川澄
種子…香椎しい
谷口…宮澤遼平
岡本…坂田直也
杉山…柴野祐弥
アドレナリン21第18回公演「白地に赤く」
●脚本・演出:神佑輔
(アドレナリン21http://home1.netpalace.jp/adrenaline21/
/ゼロ・カンパニーhttp://www.zero-kan.com/
)
●制作:鳴海なのか
(劇團チョコリンゴ/シュガー・スポット(株)http://s-spot.net/
)
●デザイン:渡辺祈
■物語…太平洋戦争終結直前の昭和20年6月。東京郊外の岡田家が舞台となる。父母は東京から疎開し、兄の登は海軍へ。家を守るのは長女の弥生と次女の正子。そんな中、久しぶりに登と、登の親友であり弥生の婚約者でもある吉川和夫が家に帰ってくる。実は登と和夫は特攻隊へ志願しており、特攻前の最後の休日であった。2人は特攻に志願したことを隠していたが、宴会の席で事実を口走ってしまう………。海軍特別攻撃隊(特攻隊)へ志願した二人の海軍中尉と、彼らを取り巻く家族や恋人たちを描いた物語です。
■キャスト
岡田彌生…加藤成美
岡田正子…水野沙織
岡田澄江…河野ひかる
岡田靖子…岡部果奈
吉川種子…河上智子
吉川和夫…松橋太郎
岡田登…榊原 慎
大谷良夫…羽二鳥なおき
岩本少佐…松本雄大
■当日パンフレット■
一言コメント、今回のテーマは「自分について」
(→→れぽ2 へ続く→→)