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前回の仕事の話↓、と通ずるものがありますが、

仕事を辞められない理由はお金の問題が大きい。

 

 

 

我が家はバリバリ共働き家計。

共働きする前提で、家のローンを組み、車のローンも2台分。

 

私も働かなくちゃ家計は回らない。

だから、仕事は絶対辞められないって思っています。

 

そもそも、周りから貧乏そうなんて思われるなんて死んでも嫌。

お金に余裕があると思われたいし、バカにされたくない。

バカにされないためには今の生活をキープしなくちゃ。と思っている。

 

ここでも出てきた、『バカにされたくない』

 

このバカにされたくないっていう感情から、

職を失い、定期的な収入が途絶えるのが怖いんだろう。

 

母はいつも父にバカにされてきた。

 

父がいつも誰に対してか知らないけど

「この貧乏人が」って口癖のように言っていた。

母に対してだったのかな?

 

だから、貧乏=人からバカにされる存在って価値観を植え付けらえてきた。

 

そんな父は、今、めちゃくちゃ貧乏人泣き笑い

50代で働けない体になり、収入が途絶えたら一気に転落人生。

仕事人間だったからこそ、悲惨だった。

笑いなんてない数年が続いた。

私はまだ高校生だった。

 

父も母もこれまで以上に笑わなくなり、

貧乏ってこんなにも人を変えるのか。と怖くなった。

 

お金がないから進学できなくなった私は、高校卒業後、就職した。

当時は、これ以上勉強したくないから。とか言っていたが、

本当はまだまだ学生でいたかった。

無理やり社会に出てしまったもんだから、いやいや働いてたんだってこと、

今になってようやく気がついた。

 

お母さんが、もっとちゃんと安定してる家庭の中で私を育ててくれていたら。

大学とは言わなくても、せめて短大や専門学校まで行かせてくれてたら、

私はゆっくり進路を決められたのに。

何がしたいのか、働くってどういうことなのか。

高校を卒業したばかりの私にはわからなかったよ。

 

それでも何度か職を変えながらも、今日までよく頑張って働いてきたね。

 

私は働かなくちゃいけないって思い込み。

ずっと強く持っていたんだな。ってほんとに今、気がついた。

 

自分で稼ぐ人と周りに稼いできてもらう人、どっちがいい?の問いに、

間髪入れずに、『自分で稼ぐ人。起業したい』と答えていた。

 

でも違った。

 

私、しばらく働きたくないや。

旦那さんに稼いできて欲しい、本当は。

誰かに頼っていいなんて知らなかったから、働きたくないって願うことすらできなかった。


だから、専業主婦の友達と話すたび、マウント取られてると感じてモヤモヤしてたのか。

 

ワクワクにお金使おう!って使っても満たされなかった。

なんかいつも足りなかった。

そうか、お母さんにお金のことでずっと遠慮してきたからだったのか。

 

もし、毎月100万円の仕事を紹介するよ!って言われたらどんな心の反応があるかな?(もちろん詐欺とかじゃなく、真っ当な仕事で)

 

そんなにお金もらえるような自分じゃないから怖い。

そんなにもらっても、ある日急に全て無くなりそうな気がする。

お母さんはお金に恵まれない人生なのに、私ばっかり幸せになるのは、お母さんが可哀想で申し訳ない。

 

そんな感情に出会った。


お母さんが可哀想だから、幸せになっちゃいけない、お金持ちになっちゃいけないってなんだそれ?


私が、お金持ちがすごい!

貧乏人はみじめ、ダサい!

って価値観を握りしめてるから、

もし今の自分がお金持ちになってしまったら、人を上から見下す人間になる。

上からお母さんを見下すのはとてもつらいので、やりたくない。

だから私は、平凡な収入を苦労しながら得るくらいがちょうどいい。


無意識にそう自分を洗脳してきてしまった。


だけど、お金をいくら持っているかで人の価値は決まらない。…らしい!びっくり


そんな当たり前のとすら、恥ずかしながら私は知らなかった。

お金持ちの勝ち。貧乏の負け。

今までそう信じて疑わなかったから。


すごいお金持ちの社長さんも、生まれつき育ちが良いお嬢様も、ホームレスさんも、犯罪者も、みんな、人間としての価値は同じ。


誰が上で、誰が下なんてものはない。


幸か不幸か。美形かそうでないか。

金持ちか貧乏か。頭がいいか悪いか。


そんなもので勝ちは決まらない。らしい。


今まで間違った価値観を信じて疑わなかった私は、それがなかなか腑に落ちないぐすん


やっぱり優劣をつけたがってしまう。


この間違いだらけの価値観を手放せた時、

私はお金持ちへの階段を登っていけるのかな?


貧乏になることにも抵抗がなくなって、

仕事を辞めても大丈夫な自分になれるのかな?


いらない価値観を手放そう。

ゴミはゴミ箱へ指差し

捨てられるようにもう少し自分と向き合ってみることにします。