【上手く描く(上手く生きる)よりも大切な事】
昨日の、「心を描く」のパステルアート講座後 思い出した事。
「上手くなんて描くものか!
ぐちゃぐちゃの絵を描いてやる!」
というまるで大好きなお母さんに抵抗する反抗期の子供のような事をやり尽くして心の解放が起きた20代後半の時の事を思い出していました。
メイクアップアーティストとして働きながら、絵を描いていた若き頃の私は
そのお仕事の世界で成功したい
誰よりも上手でありたい
みんなから褒められたい、喜ばれたい、認められたい
そんな気持ちが根っこにあって
大好きな表現の仕事で夢を叶えて、幸せ、ありがとうと感謝しながらも、
どこかで無理をしていました
絵を描く事も、小さな頃から大好きで続けているのに上手く描けないと苦しくなる。
そんな時の慢性関節リウマチ発症
思うように身体が動かない
手も指も身体中が痛い
仕事がままならない
悔しい
結婚するつもりでお付き合いしていた男性は去っていき
表面は笑っていても、心の中は真っ暗け
そんな時に、ちょっとかじっていた程度だった色彩心理学を真剣に学びはじめ、心と色と身体とに向きあっていきました。
まずは自分。内観する中
浮かびあがった反抗心
「上手くなんか描くものか!
人が氣にいる絵なんて描くものか!」
って氣持ち(20年以上、上手く、気に入られるように表現しようとしていた反動ね)
真っ黒のグッチャグチャに殴り描いては破って捨てるを散々やり尽くして癒されていったのです。
誰も喜ばないものを生産し
破る
捨てる
無駄なような行為と、時間を延々と繰り返す中
最初は悲しみのようなものがとめどなくあふれて泣いてたのに
だんだんぐちゃぐちゃに描いて捨てている行為がなんだか楽しくなって笑えてきて
氣づいたらそのぐちゃぐちゃに描いた中に、光が現れて(美しいエメラルドグリーンの光でした)
その美しい緑色の光に癒されて
そして本当に闇の奥からの美しい世界が現れはじめました。
私はその優しく、美しい世界を描いていきたい
上手くなんて生きれなくていい
それよりも、自分が本当は何がしたくて
どう生きたいのか
素直にまっすぐに、そこに向かっていく事
自分をとことん大事にする事が何よりも大切だったと氣付きました
失敗のような、無駄なような、回り道のような時間が実は貴重な宝物
全てが天からのギフトですね
昨日の講座風景
皆さまの素敵な心アートはまた後ほどアップします
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⭐️Miかえる
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