小説「黒牢城」
米澤穂信著
時代劇ミステリーなのか、生きる哲学書なのか。
信長に反旗を翻し、毛利軍の援助を待ちながら、
有岡城で籠城作戦を突き通す大将”荒木村重”。
囲われた狭い城の中で、
不可解な事件や疑心暗鬼が生まれてくるのは不可欠なのだろう。
不可解な謎の解決を導くのが、囚われの身の知将”黒田官兵衛”
まさに、レクター博士である。
戦国時代の主従関係や殺し合いの社会に、犠牲になるのはいつも民。
なんなんだ、この社会は?
故に信仰が救いとなるのだろうか?
現代の平和で自由な社会にびっくりしてしまう。
感覚がバグってくる。