五輪エンブレム、パクリ疑惑問題から考える日本人の品位 | リアルを語るコラムニスト

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とうとう五輪エンブレムの使用が中止されるようですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150901-00000095-spnannex-spo

今日、私が言いたい事は五輪エンブレムの問題に限定したことではなく、日本人のモラルの低さについてです。


これまで、オリンピックやワールドカップの開催地は、「会場の建設が間に合わない」などと、色々と批判を受けていました。
そして、私を含めて多くの日本人は「だらしないなぁ、しっかり計画立てて実行しろよ」と思っていたのではないでしょうか?

さらに、中国で起きた、段ボール肉まんなどの様々な食品偽装問題のニュースを見て、「中国は信用できないな」と思ったのではないでしょうか?

さらにさらに、中国で話題になった有名キャラクターがパクられた遊園地のニュースを見て、「やっぱり、中国は信用できないな」と思ったのではないでしょうか?


今、日本もまったく同じ問題を抱えているという事実を認識しましょう。

五輪の会場問題だって、日本で起きている。
(会場の計画やり直しなんて他の国よりひどいですよね)

パクリ問題だって、日本の五輪という国際的イベントで発生しました。

食品偽装だって、船場吉兆や赤福など、日本で何件も発生しています。


日本人も他の国と変わらず、モラルが低いのです。
上から目線で他の国を注意できるような国民ではないのです。

日々、報道される世界のニュースを見て、「これだから〇〇(外国)はダメなんだよな」と上から目線の意識を完全に排除すべきです。

むしろ、「うちら、日本人と同じなんだな」と感じるべきです。

それが嫌なら日本人、一人一人がモラルの意識を高く持ち生活すべきです。

ただ、それは、お金を稼ぐためには人を騙し、蹴落とすことが必要とされている今の社会構造がある限り不可能だと私は考えますが・・・。