ギャラリーに来るお客さん | なんなんすかる

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マダガスカルの企業マラザ・ソシエテ・ジェネラル社でのインターンシップブログでしたが、今はフランス・ブルゴーニュ大学の留学を綴るブログとなっています。

インターンも残すところ1ヵ月となりました。

仕事にはだんだん慣れてきて、フランス語も前より少しだけ話せるようになった気がします。

以前よりも、自分から発言する(しなければならない)機会が増えたのが要因かなと思います。

改めて、大学の授業での自分は受け身で消極的だったなと気付かされました。

大学院2年目についてあまり書けていないので、どこかで書きたいです。

 

インターンでは、最初に行ったホームページの更新が終わり、展覧会の説明文の翻訳や、様々なイベント情報サイトでの展覧会の告知、アート販売サイトでの作品の出品などを行っていました。

あとは、ギャラリーに来たお客さんの対応。

フランスの人は自分の感想を言ってどんどん質問してくるので困ります。

マスクのせいにしてはだめですが、聞き取りづらいし話してることは伝わらないし、最悪です。笑

僕は、ギャラリーに被害(と自分で勝手に思っています)を及ぼさないよう、普段は日本人のお客さんや、作品を買わなさそうな若いお客さんを対応していますが、オーナーが席を外していたり、アシスタントの人が休んでいる時に限ってやたらとお客さんが来て、結局その人たちも対応しなければならないので、何かの嫌がらせかと思ってしまいます。笑

 

ギャラリーというと、日本では入りにくいイメージがあります。

僕もまだ日本・海外含めてギャラリーに入ったことはありません。

作品を買う気が無いのに行くのは、なかなか勇気のいることです。

一方、Art BaselやFiacなどのアートフェアで気軽に色々なギャラリーの作品を見れたので、もうそれで十分かなと思っています。

 

こちらでは、美術館と違って無料でアートを鑑賞できる機会と捉えてギャラリーに来る人も多くいます。

ギャラリーのあるマレ地区では多くのギャラリーが集まっているので、色々な所を巡ってその際に立ち寄るといった感じです。

また、マレ地区はゲイの人たちが集まる地区としても知られていて、ゲイカップルと思わしきお客さんもこれまで見てきました。

偏見とか全くない(今まで会ったゲイの人は優しい人が多いです)のですが、アートの世界で働く人はゲイの人が多いので、なぜだろうと不思議に思っています。

一方、レズビアンの若いカップルもギャラリーに来ました。

そのうちの1人が今までに見た外国人の中で一番かわいくて、見とれすぎて展示の説明もろくにできませんでした。笑

話している中で、9月から大学でアートを学ぶ学生だと分かりました。

オレンジ色の基調で上下を揃えたへそ出しコーデと、大粒ラメのアイシャドウを使ったメイクで、そこらにいる人とは見た目がまるで違います。

帰宅する間もその人のイメージのために、頭の中がフワフワしていました。

パートナーの人は、ボーイッシュな感じで顔立ちがはっきりしています。

こっちが男系、もう一人が女系の役割なのかななんて、勝手に考えていました。