12日(日)は天気予報通り未明から雨が降り始め、一日中風雨の強い最悪のコンディションになりました。前日受付の時に『風雨のため中止の可能性もありますので・・・』と言われていましたが、結局はコースの後半一部(28km)がカットされ、100kmを72km(実質74.6km)に短縮して開催されることになりました。従って、65kmの部は37kmに、33kmの部は19kmに短縮されました。確かに萩往還の古道は山の中のコースも多く、滑りやすいし、崖崩れや雷の危険、更には風雨による低体温症などの事故も考えられるので、短縮はやむを得ない処置だったと思います。(結果論から言っても午後遅くまで風雨がかなり強かったので、短縮は正解だったと感じました。)

スタート時間が3時30分なので、防府市を夜中の1時半に車で出発しましたが、その時には既に雨が降り始めていました。山口市内の自動車学校がスタート地点で、100kmの部に集まったのは107名(DNSが13名)でした。



DNSの中には光市の弟さんや周南市のSさんも含まれており、お会い出来ず残念でした。しかし、昔の萩往還250kmマラニックの時に一緒に出場し、練習走や打ち上げなどもご一緒した周南市のKさんには久し振りにお会いすることが出来ました。そしてKさんとは終盤まで相前後して走ることになります。


3時30分、第1ウエーブからスタートしました。私は第4ウエーブで走り始めます。まだ真っ暗な上に雨も降っているので足下に注意しながら(上部の障害物にも😅)進みます。距離は短縮になりましたが、55.7kmの「佐々並」折り返し地点までの関門時間は当初設定のままなので頑張って走らねばなりません。私の走力レベルでは前半の関門時間が結構厳しいのです。特に雨が降っているので油断出来ません。
まず山口市街地から防府市に向かいます。車で走って来たルートを逆走する形ですね。少し明るくなってきた頃に、市境の勝坂峠手前の第1エイド(13.6km)に到着しました。時刻は5時14分。少し遅いかなと不安になり次のエイドでの関門時間が気になります。


エイドには飲み物とオニギリがありましたが、まだ食欲がなかったのでスポーツドリンクだけ飲んですぐに再スタートです。勝坂峠越えは旧道の山道ですが、ここはいつもの私の練習コースです。これだけの数のランナーが走っていれば猪🐗さんも今日は顔を出さないでしょう。
峠からは下り坂で一気に佐波川の新橋へ。ここからも私の練習コースで次のエイドの防府天満宮に向かいました。最後は85段の石段を登ってCP1の折返し点(20.9km)に到着しました。時刻は6時08分です。関門時間は7時00分ですから一安心です。


ここまで約ハーフの距離を2時間35分かかっていますが、今の自分の力ではこれが精一杯の感じです。(雨は相変わらず降り続いているので、写真はエイドのテント下だけでしか撮れません)
ここから山口市街までは折り返しなので、再スタートしてすぐにKさんに出会い、声を掛け合いました。今来た道を戻ります。佐波川の堤防道を進み、今度は勝坂峠に向かって強烈な登りが続きます。練習の時は走って登れるのですが、今日は既に20km以上を走っているので、歩きが入ってしまいます。足の筋肉もかなり疲れて来たのが判ります。峠を越え、エイドで給水してから再び山口に向かいます。雨の中を足下の水溜りに注意して黙々と進みます。時々Kさんに追い越されたりしながら相前後して走ります。防府天満宮での折り返し後に出会ったランナーの数から考えて、おそらくこの時点では既に最後尾に近いポジションを進んでいたと思われます。この100kmに出場しているメンバーは相当レベルの高い人たちばかりなのか、それとも自分の力が落ちて来てしまったのか、悩む必要もなく、後者なのですが😖😰
そして、山口駅前のエイド(39.3km)に到着したのが8時41分でした。ここの関門時間は9時30分ですからセーフヽ(^o^;)ノ


ここまで約40kmを5時間10分ですから、自分としてはまずまずのタイムなのですが、身体の疲れがかなり激しく、息が上がりそうな状態で走っているのです。更にここからが強烈な登りが続く萩往還の山道なのですから、本当に完走出来るのか、と心配になって来ました。風雨の影響で身体が冷えて来ているのが判りますし、このエイドでも寒さに負けてリタイアしているランナーを目にしました。ただ、このエイドにはアップルパイ🍎が置いてあり、お腹に入れる事が出来ました。美味しかったので2個もいただき、元気をもらいました。さあ、ここから後半戦が始まります。