玉淀エイド(52.2km)を15時01分に再スタートしました。昨年とほぼ同じ時間です。ここからは追い風? ところが道は山の中に入り、午後からは北風も弱まったようで、余り恩恵にあずかりませんでした。後は自力で40km先の川越蓮馨寺まで進むだけです。今年の計画は21時半頃に到着して着替えだけして直ぐに大江戸へ再スタートする事にしています。

金勝寺トンネルまでの登りは歩き、その後も長い登りは歩きをまじえて進みました。いつものペースです。そして昨年失敗したガス欠対策として、リュックの中のソイジョイと37eちゃんにもらったドーナッツを食べ、更に1回だけコンビニに入りパンを買って食べました😃

そのお陰で今年は唐子エイドまでのガス欠は防げましたが、前半の北風による足の疲労感は昨年よりかなり大きいものがありました。

そして上唐子北交差点を右折して左側の細い歩道を走っていた時の事でした。右足の爪先が何か?に引っ掛かり、おっとっと😮😲と前のめりになったのですが、幸いにも歩道左側がブロック塀だったので左手で塀を押してブレーキを掛けることができ、てんとう虫🐞は採取しなくて済みました😅✌️  しかし、大いに反省しこれからは100%足下を見て進もうと心に誓ったのですが、これが伏線になったのは間違いありません。

唐子市民活動センターのエイド(72.0km)に着いたのは18時14分と暗くなってからで、昨年より17分遅れでした。足の疲労感はかなり強く、この先どうなるか不安一杯で、エイドで会った谷やんにも弱気な発言をしたのを憶えています。ただ本心は最後まで諦める気はなく、特に昨年絶不調だった古凍交差点~川越までと川越~成願寺の走り方を変えれば(ここでもガス欠対策ですが)、何とかなると思っていました。

唐子エイドでは、いつものウドンがなく、ウドン汁と小オニギリ2個を食べて10分後に再スタートしました。走り始めると意外に走れるので驚いたのですが、塩分の濃いウドン汁を2杯飲んだのが良かった様な気がしました。それまでは塩分不足だったようです。

ここから気持ち良く走り、下青鳥北交差点、古凍交差点までを昨年と同じタイムで走り、国道254号に戻って来ました。昨年はここからは絶不調になったのですが、今年は好調に走れています。よし、これなら計画通り21時半には川越に戻れると、気持ち良く進みました。ただしライトは足下を照らし前は見ないで100%足下に注意して広い歩道を走っていたのです。

ガッツーン❗️・・・という強い衝撃で下を向いていた顔が上を向きました。一瞬何が起こったのか判らないショックの直後、頭の左側を激しい痛みが襲いました。それでも何が起こったのか判りませんでした。まさか歩道内に何かがあるなんて考えてもいなかったのです。余りの痛さにその場にうずくまってしまい、そして上を見上げました。白い看板が目に入りました。うっそ~⁉️と思う間も無く頭と帽子の間から生温かい液体が流れ出して来ました。ライトを当てると真っ赤な血でした。次から次に流れ出てくるので「失血死」「出血性ショック死」と言う単語が頭に浮かびました😱😰

どうしよう😱💧と前を見ると、100mくらい先にファミリーマートがあるのが見えました。とにかくあそこまで行こうと、手で帽子を押さえながら歩きました。血は顔の左こめかみから頬を伝って流れ出しています。コンビニに着くと休憩していた数名のランナーがこちらを見てギョッとしたような顔で「頭を打ちましたか❓️」と聞いて来ます。「はい。看板にぶつかりました。」と答えて直ぐに洗面所に向かいました。とにかくお化けの様な流血顔を先ず洗いました。そして、とにかく血を止めようと思いリュックに入れていたハンドタオルを出して傷部を圧迫しました。そして、ようやく人心地着いてから考えました。救急車を呼ぶか??  しかし、先ずは大会本部に連絡する方が先だと思い直し、ゼッケンに印刷されていた本部電話に連絡して車を待つことにしました。タオルで圧迫することで血は止まり掛けていたし、意識もしっかりしていたので、救急車を呼ぶ程ではないだろうと自己判断したのです。(後で治療してもらった医者の見解は、救急車を呼んでも良いレベルの傷だと言われましたが。)



ファミマのイートインで待たせてもらい、本部からスタッフ(Tさん)と看護師さん(Mさん)が車で迎えに来て下さいました。そして、その場でM看護師さんが電話で10件近くの夜間救急病院に連絡して下さいましたが、土曜の夜なので治療してくれる病院は見つからず、血も止まっていたので、翌朝一番に休日救急病院に行くことにしました。(救急車を呼ぶと埼玉大学病院などの遠くに連れて行かれる可能性が大なので。)
看護師さんが電話で病院を探してくれている間に、スタッフのTさんが問題の看板を写真に撮って来て下さいました。



看板の裏側の白い方にぶつかったのですが、傷部の状況から考えて、右下の角部に衝突したと思われます。
そして、翌朝一番で小仙波交差点近くの救急病院で検査・治療してもらうことが出来ました。7針(ホッチキスですが😰)縫いましたが、CT検査は異常無しでした。




お陰さまで、その後は傷部も順調に回復しています。今はフランケンシュタインの怪物状態ですが😰


抜糸(抜ホッチキス)は18日(月)の予定です😄🤗

と、言うことで走行記ならぬ顛末記になってしまいましたが「敵は下だけでなく上にもいた。」と言う次第です😅
本当に今回は、いろいろな方にご迷惑とご心配をお掛けしまして、小生の不徳の致す限りでございます。(穴があったら入りたい😩)  特に看護師のMさん、スタッフのTさん、実行委員長のOさん、そして当日の本部で長い間待ってくれて心配掛けた37eちゃんには、お礼の言葉もありません。心から感謝いたしております。ありがとうございました_(..)_
小生しばらくは謹慎・禁酒?します🙇⤵️⤵️(抜糸が終わるまでですが😅)
O委員長さんから「これに懲りずに来年も出場して下さい。」との暖かいお言葉をいただきました。走力は益々落ちてきますが、第1回から出場しているので、来年の切りの良い第15回を最後の大会として出場したいと思っています。
本当にみなさまにご心配・ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした🙇⤵️⤵️🙇⤵️⤵️