令和がはじまりました。
改めて、日本は美しいと感じます。
福井のライフオーガナイザー®松森里美です。
前回のつづきです。
中途半端なピアノ問題。悩んで先延ばしを繰り返していたある日、家族でピアノのことを考える機会がありました。
わたし、勝手に思い込んでいたのですが、ピアノを手放すと言うと、夫に反対されると思っていたのです。
だけど話し合ってみると、手放すことに抵抗はないようでした。ピアノは元々わたしのものなので、任せる。とのことです。そして、新聞に「ピアノ買い取ります」の広告が出ていたことを教えてくれました。
それから一気にわたしの頭の中で「本気で手放そうか?」の思いが動きだしました。
まず考えるのは、この先どうなりたいのか。
どうして娘にピアノを習わせているのか、自分に問いかけます。
ここで出た答えは、娘に音楽を楽しんで欲しいということでした。
上手い下手ではなく、音楽って楽しいな、と感じて欲しいのです。
そのためには、自分のペースでいいのでピアノ教室に通い、音楽にふれていて欲しい。とするとピアノは必要。今はキーボードで間に合ってるけど、いずれはピアノで練習?そのときどんなピアノが良いのか?趣味程度に弾けて小型で良い。。。。ということは、今のピアノはわたし達の生活に必要ない?
だけど、ピアノって高価ですよね。簡単には手放せません。
そこで次に考えることは、手放した後の未来です。手放した先に何が待っているのか?
ピアノを手放せば、階段下を別のことに利用できる。わが家はバックヤード的な場所が少ないので、階段下が利用できれば、生活空間に余計なものを置かなくてよくなり、よりスッキリ、よりストレスなく暮らせるようになる。
これ、とっても魅力的!
そして小型のピアノであれば、リビングに置けて練習しやすくなる。
だけどやっぱり、ピアノを手放して後悔したら?という不安があります。
階段下を、使わないピアノで占領し、ずっと悩み続けるのか。手放して空いた空間を利用し、今の自分たちにベストな空間を手に入れるのか。答えは後者です。ここで自分に確認。
手放したほうがいいいね?
あと、電子ピアノだとイヤホンがついているそうなので、ピアノの練習音が、家族の生活をジャマすることを避けられそう。今あるピアノだとそれは出来ない。
手放したほうがいいね??
何度も自分に問いかけ自分で確認。
いろいろな可能性を考え、ようやく手放す決心をしました。
この選択が正しいかどうかはわかりません。だけどここで大事なのは、進む道を自分で決める。ということだと思います。
両親に買ってもらった高価なピアノを手放すとなると、人それぞれ、思いがあると思います。
もっと良い方法があるかもしれない。手放さないほうが良いのかもしれない。
正しいか、そうじゃないのかはわからないけど、自分で決め、選んだ道を進んでみることが大事なのだと思います。
今回は”ピアノ”というちょっと特別なものでした。だけど、こういう場面は日常によくある話。
例えば、お店でもらった紙袋や雑誌の付録、何かの粗品など。なんとなく取っておいてあるものがあるのではないでしょうか。判断はスグじゃなくていいけど、小さなことから練習していくと判断力がついていくように思います。
どこから手をつけていいか分からないほどになったとき、一つ一つに向き合う作業は疲れるもの。
日頃から片づけ筋を鍛えていくことは、とってもオススメ。
収納技も大事ですが、片づかない原因は意外にもっと根本にあるように思うのです。
オーガナイズは、こういう部分を大事にしています。もっと知りたい方、ぜひチャリティイベントにお越しくださいませ
次回は、ピアノ引き取り当日編です
Get Organized Week!
~オーガナイズの日~
チャリティイベント2019
**北陸チャプター・福井会場のご案内**
【福井会場】
2019年5月29日(水)
13:00~15:30
福井市地域交流プラザ(AOSSA)
*会場テーマ*
もう詰め込まない!
クローゼットから整える暮らし
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