4月24日の小テスト | 勉強が苦手なあなたを応援!宅建試験最短合格講座

4月24日の小テスト

第1問

A所有の土地につき、AとBとの間で売買契約を
締結し、Bが当該土地につき第三者との間で
売買契約を締結していない場合に関する次の記述
のうち、民法の規定によれば、正しいものは
どれか。

1 Aの売渡し申込みの意思は真意ではなく、
BもAの意思が真意ではないことを知っていた
場合、AとBとの意思は合致しているので、
売買契約は有効である。

2 Aが、強制執行を逃れるために、実際には
売り渡す意思はないのにBと通謀して売買契約の
締結をしたかのように装った場合、売買契約は
無効である。

3 Aが、Cの詐欺によってBとの間で
売買契約を締結した場合、Cの詐欺をBが
知っているか否かにかかわらずAは売買契約を
取り消すことはできない。

4 Aが、Cの強迫によってBとの間で
売買契約を締結した場合、Cの強迫をBが
知らなければ、Aは売買契約を取り消すこと
ができない。


第1問の解答はこちら。


第2問

AとBが1、000万円の連帯債務をCに対して
負っている(負担部分は1/2ずつ)場合とDが
主債務者として、Eに1、000万円の債務を
負い、FはDから委託を受けてその債務の
連帯保証人となっている場合の次の記述のうち、
民法の規定によれば、正しいものはどれか。

1 1、000万円の返済期限が到来した場合、
CはA又はBにそれぞれ500万円までしか請求
できないがEはDにもFにも1、000万円を
請求することができる。

2 CがBに対して債務の全額を免除しても、
AはCに対してなお500万円の債務を負担
しているが、EがFに対して連帯保証債務の全額
を免除すれば、Dも債務の全額を免れる。

3 Aが1、000万円を弁済した場合には、
Aは500万円についてのみBに対して求償する
ことができ、Fが1、000万円を弁済した場合
にも、Fは500万円についてのみDに対して
求償することができる。

4 Aが債務を承認して時効が中断してもBの
連帯債務の時効の進行には影響しないが、Dが
債務を承認して時効が中断した場合にはFの
連帯保証債務に対しても時効中断の効力を生ずる。


第2問の解答はこちら。


第3問

AはBに甲建物を売却し、AからBに対する
所有権移転登記がなされた。AB間の売買契約の
解除と第三者との関係に関する次の記述のうち、
民法の規定及び判例によれば、正しいものは
どれか。

1 BがBの債権者Cとの間で甲建物につき
抵当権設定契約を締結し、その設定登記をした後、
AがAB間の売買契約を適法に解除した場合、
Aはその抵当権の消滅をCに主張できない。

2 Bが甲建物をDに賃貸し引渡しも終えた後、
AがAB間の売買契約を適法に解除した場合、
Aはこの賃借権の消滅をDに主張できる。

3 BがBの債権者Eとの間で甲建物につき
抵当権設定契約を締結したが、その設定登記を
する前にAがAB間の売買契約を適法に解除し、
その旨をEに通知した場合、BE間の
抵当権設定契約は無効となり、Eの抵当権は
消滅する。

4 AがAB間の売買契約を適法に解除したが、
AからBに対する甲建物の所有権移転登記を
抹消する前に、Bが甲建物をFに賃貸し引渡しも
終えた場合、Aは、適法な解除後に設定された
この賃借権の消滅をFに主張できる。


第3問の解答はこちら。