4月23日の小テスト
第1問
買主Aは、Bの代理人Cとの間でB所有の甲地の
売買契約を締結する場合に関する次の記述のうち、
民法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。
ア CがBの代理人であることをAに告げて
いなくても、Aがその旨を知っていれば、
当該売買契約によりAは甲地を取得することが
できる。
イ Bが従前Cに与えていた代理権が消滅した後
であっても、Aが代理権の消滅について
善意無過失であれば、当該売買契約によりAは
甲地を取得することができる。
ウ CがBから何らの代理権を与えられていない
場合であっても、当該売買契約の締結後に、
Bが当該売買契約をAに対して追認すれば、Aは
甲地を取得することができる。
1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 なし
第1問の解答はこちら
第2問
物上代位に関する次の記述のうち、民法の規定及び
判例によれば、誤っているものはどれか。
なお、物上代位を行う担保権者は、物上代位の
対象となる目的物について、その払渡し又は
引渡しの前に他の債権者よりも先に差し押さえる
ものとする。
1 不動産の売買により生じた債権を有する者は
先取特権を有し、当該不動産が賃借されている
場合には、賃料に物上代位することができる。
2 抵当権者は、抵当権を設定している不動産が
賃借されている場合には、賃料に物上代位する
ことができる。
3 抵当権者は、抵当権を設定している建物が火災
により焼失した場合、当該建物に火災保険が
付されていれば、火災保険金に物上代位することが
できる。
4 不動産に留置権を有する者は、目的物が
金銭債権に転じた場合には、当該金銭に物上代位
することができる。
第2問の解答はこちら
第3問
Aは、所有する家屋を囲う塀の設置工事を業者Bに
請け負わせたが、Bの工事によりこの塀は瑕疵がある
状態となった。
Aがその後この塀を含む家屋全部をCに賃貸し、Cが
占有使用しているときに、この瑕疵により塀が崩れ、
脇に駐車中のD所有の車を毀損させた。A、B及び
Cは、この瑕疵があることを過失なく知らない。
この場合に関する次の記述のうち、民法の規定に
よれば、誤っているものはどれか。
1 Aは、損害の発生を防止するのに必要な注意を
していれば、Dに対する損害賠償責任を免れること
ができる。
2 Bは、瑕疵を作り出したことに故意又は過失が
なければ、Dに対する損害賠償責任を免れることが
できる。
3 Cは、損害の発生を防止するのに必要な注意を
していれば、Dに対する損害賠償責任を免れる
ことができる。
4 Dが、車の破損による損害賠償責任請求権を、
損害及び加害者を知ったときから3年間
行使しなかったときは、この請求権は時効により
消滅する。
第3問の解答はこちら
買主Aは、Bの代理人Cとの間でB所有の甲地の
売買契約を締結する場合に関する次の記述のうち、
民法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。
ア CがBの代理人であることをAに告げて
いなくても、Aがその旨を知っていれば、
当該売買契約によりAは甲地を取得することが
できる。
イ Bが従前Cに与えていた代理権が消滅した後
であっても、Aが代理権の消滅について
善意無過失であれば、当該売買契約によりAは
甲地を取得することができる。
ウ CがBから何らの代理権を与えられていない
場合であっても、当該売買契約の締結後に、
Bが当該売買契約をAに対して追認すれば、Aは
甲地を取得することができる。
1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 なし
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第2問
物上代位に関する次の記述のうち、民法の規定及び
判例によれば、誤っているものはどれか。
なお、物上代位を行う担保権者は、物上代位の
対象となる目的物について、その払渡し又は
引渡しの前に他の債権者よりも先に差し押さえる
ものとする。
1 不動産の売買により生じた債権を有する者は
先取特権を有し、当該不動産が賃借されている
場合には、賃料に物上代位することができる。
2 抵当権者は、抵当権を設定している不動産が
賃借されている場合には、賃料に物上代位する
ことができる。
3 抵当権者は、抵当権を設定している建物が火災
により焼失した場合、当該建物に火災保険が
付されていれば、火災保険金に物上代位することが
できる。
4 不動産に留置権を有する者は、目的物が
金銭債権に転じた場合には、当該金銭に物上代位
することができる。
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第3問
Aは、所有する家屋を囲う塀の設置工事を業者Bに
請け負わせたが、Bの工事によりこの塀は瑕疵がある
状態となった。
Aがその後この塀を含む家屋全部をCに賃貸し、Cが
占有使用しているときに、この瑕疵により塀が崩れ、
脇に駐車中のD所有の車を毀損させた。A、B及び
Cは、この瑕疵があることを過失なく知らない。
この場合に関する次の記述のうち、民法の規定に
よれば、誤っているものはどれか。
1 Aは、損害の発生を防止するのに必要な注意を
していれば、Dに対する損害賠償責任を免れること
ができる。
2 Bは、瑕疵を作り出したことに故意又は過失が
なければ、Dに対する損害賠償責任を免れることが
できる。
3 Cは、損害の発生を防止するのに必要な注意を
していれば、Dに対する損害賠償責任を免れる
ことができる。
4 Dが、車の破損による損害賠償責任請求権を、
損害及び加害者を知ったときから3年間
行使しなかったときは、この請求権は時効により
消滅する。
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