習字それとも書道? | ナニワの歴女が行く 

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社労士合格を目指し、その後、社労士としての道・・・日々の備忘録!?

こんにちは。

 

急に寒くなりましたね。

毎年、秋が短くなってきております。

寒くなったからもあるのでしょうが、百日咳の咳がまだまだ継続中です。

この喉の違和感は、いつか治るのかなぁ・・・

 

さて、私は習字に通っております。

といっても、月2回。

しかも、土曜日午前なのですが、病院に行かないといけなかったり、土曜日に色々と予定も入るので、まぁまぁ休みがちです。

でも、その都度払いなので、気兼ねなく行けるのが気に入っていて、期間は約3年ほど通っております。

実際は30回行ったかなぁ・・・くらいの感じです。

 

この習字が今日でした。

私は、当初から「字をきれいに書けるようになりたい」と言って通っておりました。

けど、どうも先生は芸術の方に持って行こうとします。

今まで例えばバレエやフラメンコ、ゴスペルなどちょこちょこと習い事はしておりましたが、いわゆる4教科の分野においては、すぐ人前での発表会などをしたがります。

そういうのが、目標になったり、モチベーションになる方もいらっしゃるでしょう。

けど、私はそういうのはよくて、ただ自分が楽しみたかったり、身体を動かしたかったりするだけなのです。

習字もそうです。

芸術などは望んでおりません。

そういうのは、字がきれいに書けるようになった人が目指すものだと思っております。

 

でも先生は。「字の形は出来てるから、抑揚を付けて」とか「筆の開閉を」とかばかり言います。

それが字を上手く書くための練習ならば良いのですが、全然字の形が出来てるとは思えないので、自分が上手になってるという実感もない。

級などが上がっていく教本のお手本などは、「面白くない」というのです。

私は、字に面白さは求めてないし、どこで書いても恥ずかしくない字を書けるようになりたいだけなのに・・・

どうも目指してるところが違うことは、薄々気付いておりました。

 

大人になってから、今回で3回目の書道教室。

前2回の教室は、一度行くと新しい発見があって、字が上手に書けるヒントを毎回もらえてたように思います。

今回の所はそれはないなぁとは思っていました。

 

一つ目の書道教室は、働き出してすぐの頃行っていたのですが、色々忙しくなってやめてしまいました。

この先生は、とても字がお上手で、教え方も上手だったように記憶しております。

生徒さんもまあまあ年配の方が多く、私とあと数人は、皆さんの子供や孫みたいな感じでした。

アットホームで、お稽古が終わればお茶とお菓子が出てくるような感じです。

ここに通ってかなり字は上達したように思います。

その当時で先生はかなりご高齢だったので、もう今は教室はありません。

 

二つ目は今回の習字をする前に10回だけのコースで行ったのですが、ここは複数の場所で手広くされてるいわゆる町の書道教室よりはもっとビジネスライクな感じです。

でも、大人だけの教室ですごくやりやすかったですし、気づきもたくさん与えてもらえました。

持ち運びが重たい硯や文鎮は貸してくれるので、持って行かなくてもいいというのも良かったです。

ビジネスライクだけあって、時間は決まっておらず、ざっくり午前、午後、夜間という風に決まっていたように思います。

例えば、夜間は17時~21時までやってるとしたら好きな時間に行って、終わったら帰る。

だから、先生はずっといて、生徒は入れ替わり立ち替わりといった感じです。

皆さん、大人で一人で習いに来られてる方がほとんどだったので、集中して書いて帰るという感じでした。

ただ、ここ、月謝制なのですが、月謝がまあまあお高い。

いろんな場所や時間を選べるのですが、一つの場所と時間を固定で選ばないといけないシステムでした。

しかもその場所はいわゆる都会であるので、わざわざ交通機関を使っていかないといけないし、会社帰りの平日夜になるので、仕事の都合で多分行けない日も多々あるかなぁと断念。

 

そして、今回。

まぁまぁ近くて、料金的に行きやすさだけが良いところでした。

お手本を書く半紙さえ、生徒持ちです。

だからお手本を先に書いておいてくれるということもなく、毎回行くと最初にお手本待ちで15分くらいかかります。

全部で1時間半のお稽古でです。

 

で、今日、○○さん(私)はいつも黙々と書いて、なかなか見せに来ない。

折角来てるのだから、途中で軌道修正して練習した方が良いでしょと言われました。

仰ることはその通りだし、分かってはいます。

けど、一文字なら良いのですが、半紙に多くの字を書く場合、どこかで失敗したと思うとその後の文字はもうやる気がなくなってしまいますし、普段書ける字を失敗するともう一度と何枚も書いてしまいます。

前にもちょくちょく見せてくださいと言われたので、そうしようとは思っていたのですが、その教室は子供が一緒で、先生は遊ぶ子供たちに字を書かせるためにまあまあ付きっきりです。

子供たちは喋ってうるさいし、書かないし、歩き回るし、正直集中は出来ません。

だから先生の手が少し空くまでのその時間をただ待つのはもったいないから、じゃあもう一枚となってたわけですが、そういうことは多分気付いて無くダメ出しされました。

私も、子供のせいだとは言いたくはないので、黙ってました。

そもそも自分で学びたい大人と親に行かされてるだけの子供を同じところで教えるのには無理があるとは思います。

それでも、まぁ、そこまでは良かったのです。

 

その後、「ワープロの楷書とかお手本のようなクセのない字を書きたいです」というと、そういうのがしたいのなら賞状書士の通信講座などに行けば良いと言われました。

えっ?となりました。

先生が言うのが正しいのならば、確かに目指してるのはそっちかもしれませんが、賞状書士になりたいわけでもありません。

私としては、何かの賞を目指したりしてるわけでも無く、家ではその時間も半紙を広げて字を書くようなスペースもないので、そこに通ってる時間に集中して最大限のことをしたいだけ。

その教室では、書家を目指さないといけないの?

目標がクセのないきれいな字を書きたいと願うのは間違ってるのかな?

 

先生曰く、先生は習字では無く、書道を教えていると。

芸術を目指さない人は、うちの教室にきてもらわなくて結構ですと言われてるみたいでした。

それなら習い始めるときにそう言ってくれたら良かったのに・・・

習い始めるときから、どうやったら一番字がきれいになるのに近道かという相談をして、ペン習字もいいけど、筆をした方がいいんじゃないかとのことで最近は小筆をずっと練習してたじゃない!!と言いたい。

先生のご機嫌が斜めだったのかもしれません。

私が悪いのかなぁ・・・?

 

今日行くときはそんなことは思ってもいなかったですが、なんかモヤモヤして、もう二度と行かないと思います。

 

また、書道ではなく、別の習字を教えてくれるところ探そうっと。。。