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浪花乙女(中井朱美)のブログ 

母から子へ伝えたい幸せづくりのエッセンス
 家計に身近なちょっと気になるお金の話を発信します。
 おふくろ目線で、子育、ガーデニング、和の文化など,
日常生活のひとコマと、一見無関係?実は多くの共通点
を持つ長期投資について綴っていきます。

 ハラハラドキドキの投資ではなく、楽しめる投資を長く続けていきませんか。


今回は、星野泰平氏が書かれた『半値になっても儲かるつみたて投資』の中から、毎月1万円ずつつみたて投資をした場合、値動きによってどのような結果になるかを検証したデータの主だったものをご紹介しています。


⑦値動き効果

 つみたて投資は動くだけで成果がでます。次の図をご覧下さい。

ABC3種類の線が引いてあります。どれも10,000円からスタートし、最後も10,000円で終わっています。この3本の商品につみたて投資をした場合、成績の良い順番に並べてみてください。


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Bは下からジグザグしているので、下がっている期間が長くなり、沢山の口数を買えました。Aは上がっている期間が長いのですが、下がった時に効率よく買えたので、Cよりは沢山口数を買いこめました。Cが最も成績が低くなりました。


「何も動かないもの」に積立てるより、「何か値動きがあるもの」に積立てれば、それだけで口数を買い込むチャンスがあるということです。(ACについては、山の高さによって順番が変わることがあります。)

(答えはBACでした。) 



・値動きを楽しめる積立投信

投資は上がり下がりがあるので怖いと思っている方は多いと思います。しかしこのグラフを眺めていると、投資は値動きがあるからこそ実りを享受できるのだと改めて思います。



一括投資の場合には、買う時と売る時のタイミングが重要で、期間はあまり関係ありません。

積立投資の場合には、買う時のタイミングをあまり気にせず、時間をかけて積み上げていくのですから、値下がり時は、口数を多く買い込むチャンスです。上がったものは下がり、下がったものはいずれ上がる、というくらいの気持ちの余裕を持って、じっくりと休まず続けていけば、グラフBのように、基準価額が元に戻っただけで実りを享受できることもあります。(乙女塾の第8では、半値になっても利益が出るグラフでした。)



投資は相場の値動きのタイミングで勝ったり負けたりするもの、という固定概念をそろそろやめにしませんか


前回にお話ししましたが、積立投信はカメの投資です。タイミングを気にせず、コツコツ積み上げていく投資方法なのです。華やかなものではなく、地味な道のりです。途中でくじけたり、不安になったりすることもあるかと思います。そんな時こそ、セミナーに参加したりして、揺れる気持ちを落ち着けて前に進んで欲しいとおもいます。





・美しい所作

 年を重ねていくにつけ、所作の美しい人に目が留まるようになりました。特に50歳から友人の勧めもあり、着物を日常の街着として着るようになってからは、着物姿で美しい立ち振る舞いをする方に見惚れてしまいます。

 題名が気になり、手にとった本『禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本』(桝野俊明著)の中で、【所作が整えば,心も綺麗になるし、身のこなしも綺麗になる。そういう人は他人の目に「美しい人」として映るようになります。何よりも、本人が清々しく生きることができ、心も強くなるのです。】と書かれていました。

 確かに、お茶会などで、流れるような動きでお点前をされると、ひとつひとつの動きに無駄がなく、しかもとどこおるところがない。そこに何とも言えず美しさを感じ、お点前をいただく方も、心が穏やかになり、自然と心が整います。



・日本文化に触れて心を整える

また、著者は、日本の美しい心をもっと深く知り、所作を整えるために、日本文化に触れることを勧めています。

 私は若いころ、お茶やお花のおけいこを、花嫁修業の一つとしてしか見ていず、それをよしとせず、習おうとしませんでした。若気の至りとはいえ、今は大変後悔しています。何故なら、友人を見ていて、お茶やお花の素養がある人は、何気ない所作に美しさを感じます。またもてなし上手な方が多いように思います。このことにようやく気付くことができました。


華道や茶道に触れてその奥の深さを味わってみたいと思うようになりました。

 親の世代の人なら、当たり前に行ってきたこと。

玄関先に打ち水をし、花を飾る。心を込めておいしいお茶を入れる。季節に合った器に料理を盛る。季節ごとの行事を大切にする。清潔に住まう。等々

 これらのことはとてもシンプルで、日本文化の根底に流れている清々しさのように思えます。機会があれば、嫌がらずに日本文化に触れてみることをお勧めします。きっと心が落ち着き、穏やかに気持ちになることでしょう。





















 お金に関する本でおすすめはと言われたら、本多静六氏の「私の財産告白」をまず第1にあげたいと思います。


昭和25年に出版された本多静六氏の「私の財産告白」は、陳腐化するどころか、今でも十分多くの人に影響を与える一冊だと思います。


  明治時代に東京帝国大学の名誉教授である著名な学者が80歳を過ぎてから、自身のお金のことについて語ることは、今では考えられないくらい勇気のいることであり、それだけ多くの人たちに伝えたいことだったのだと感心しました。


その著書の中で提案されたのは、「経済の自立がなければ、精神の自立はありえない」との考えです。そして実際に4分の1天引き貯金法(最初に給料の4分の1を貯金し、後の4分の3で生活すること)を例外をつくらず実践し、財産の基礎を作られたことはとても興味深いことです。


多くの人達は、生活費を使い、余ったら貯金するという考え方をしているのではないでしょうか。


現代社会を眺めてみますと、物があふれ、あの手この手で購買意欲をそそらせ、お金がないとキャッシングができるようになっています。
  まさに欲しいものは先に買って後から支払う。この繰り返しでは、物欲は満たされても、財産形成には程遠いものです。


私がこの4分の1天引き貯金法にヒントを得て考えたのは、数年後に必要なお金と、もっと先に必要になるお金(例えば、老後資金や、家の改修費、10年以上先の子どもの教育費など)を区別し、すぐ必要なお金は銀行などの積立預金(元本保証)で、それ以外は積立投資(長期スタンスの投資信託)で運用しお金にも働いてもらうという方法です。


値動きのある投資にはリスクはありますが、長期にわたり積立をすることにより、購入時の時間分散をすることでリスクを軽減でき、リターンも楽しめると考えています。
貯金と投資のバランスをどのような割合にするかは悩ましいところですが、やはり若い方には、時間を味方にできるので、投資の割合を高くして欲しいと願っています。