ハラハラドキドキの投資ではなく、楽しめる投資を長く続けていきませんか。
今回は、星野泰平氏が書かれた『半値になっても儲かるつみたて投資』の中から、毎月1万円ずつつみたて投資をした場合、値動きによってどのような結果になるかを検証したデータの主だったものをご紹介しています。
⑦値動き効果
つみたて投資は動くだけで成果がでます。次の図をご覧下さい。
A・B・Cの3種類の線が引いてあります。どれも10,000円からスタートし、最後も10,000円で終わっています。この3本の商品につみたて投資をした場合、成績の良い順番に並べてみてください。

Bは下からジグザグしているので、下がっている期間が長くなり、沢山の口数を買えました。Aは上がっている期間が長いのですが、下がった時に効率よく買えたので、Cよりは沢山口数を買いこめました。Cが最も成績が低くなりました。
「何も動かないもの」に積立てるより、「何か値動きがあるもの」に積立てれば、それだけで口数を買い込むチャンスがあるということです。(AとCについては、山の高さによって順番が変わることがあります。)
(答えはB・A・Cでした。)
・値動きを楽しめる積立投信
投資は上がり下がりがあるので怖いと思っている方は多いと思います。しかしこのグラフを眺めていると、投資は値動きがあるからこそ実りを享受できるのだと改めて思います。
一括投資の場合には、買う時と売る時のタイミングが重要で、期間はあまり関係ありません。
積立投資の場合には、買う時のタイミングをあまり気にせず、時間をかけて積み上げていくのですから、値下がり時は、口数を多く買い込むチャンスです。上がったものは下がり、下がったものはいずれ上がる、というくらいの気持ちの余裕を持って、じっくりと休まず続けていけば、グラフBのように、基準価額が元に戻っただけで実りを享受できることもあります。(乙女塾の第8では、半値になっても利益が出るグラフでした。)
投資は相場の値動きのタイミングで勝ったり負けたりするもの、という固定概念をそろそろやめにしませんか。
前回にお話ししましたが、積立投信はカメの投資です。タイミングを気にせず、コツコツ積み上げていく投資方法なのです。華やかなものではなく、地味な道のりです。途中でくじけたり、不安になったりすることもあるかと思います。そんな時こそ、セミナーに参加したりして、揺れる気持ちを落ち着けて前に進んで欲しいとおもいます。